66年間、反抗期が続いていました。
インドのブネーに住む82歳のShridhar Chillalさん。彼は左手の爪を66年間伸ばしっぱなしにし、世界で一番長い爪を持つ人間として知られていました。
……が、このたび遂にその爪を切ったことでニュースになっています。
彼はSky Newsに対し、「悪友と遊んでいたとき、誤って先生の爪を割ってしまったんだ」と話しました。そして先生から、「あなたが想像も出来ないくらい、長い爪を手入れするのは大変なのよ」と言われ、「そんなことはないだろう、オレが違うことを証明してやる」という反抗心から、14歳で爪を伸ばし始めたのがきっかけだと語りました。
もう先生が行きているか死んでいるかは知りませんが、私を叱ったことのがきっかけだと言いたいですね。私はあれを挑戦だと受け取ったんですよ。そして今、それが完了したんです
彼は結果として、「世界最長の爪を持つ男」としてギネス世界記録保持者になりました。一番長い爪は約197cmで、5本すべ てを繋げると約9.08mになるのです。
ちょっとした反抗心は、その後の彼の暮らしを過酷にしていきました。爪の重さで左手が使用できない状態になるだけでなく、彼は就寝中、30分毎に起きて爪が割れないようゆっくりとベッドの反対側に寝返りさせる必要があったのです。
そして82歳でやっと、限界を感じ世界最長の爪を切る決心し、世界中の奇妙なものを扱う「Ripley’s Believe It or Not!」博物館に連絡。切った爪は売るつもりもなく、想い出として家に持っておきたいと考えていたようですが……最終的には売却し、今では博物館に展示されるようになりました。

いくらで売れたのか数字は明かされませんが、老後を悠々自適に暮らすのには充分すぎる金額が支払われたとのこと。66年間の苦行と余生を遊べるお金……皆さんだったらどちらを選びますか? 究極の選択ですね。
Image: Ripley’s Believe It or Not!
Source: Ripley’s Believe It or Not! , Sky News, YouTube
Jennings Brown - Gizmodo US[原文]
(岡本玄介)