Twitter史に残るかもしれない1日。
Twitterは本日8月16日より、新しい通知系API「Account Activity API」を一般公開し、いくつかの古いAPIの提供を終了します。最も大きな影響は「User Streams」APIが終わるということです。
User Streamsはいわゆる、ツイートのリアルタイム更新機能。下スワイプをしなくても自動的にタイムラインが流れるもので、一部のTwitterクライアントアプリの目玉機能として備わっていました。その影響は複数のTwitterクライアントアプリに重い影を落としています。たとえば僕が使っている「Tweetbot 4 for Twitter」でも…。

・Wi-Fiでのタイムラインのストリーミング更新機能が終了。代わりに1〜2分毎に定期更新されます。
・メンションやDMなどのリアルタイムプッシュ通知が終了。数分遅れて通知が届きます。
・いいね!、リツイート、フォロー、引用のプッシュ通知が終了。
・「スタッツ」と「アクティビティ」のタブが削除。
・アクティビティに依存しているApple Watch用アプリの提供終了。
と、タイムラインのリアルタイム更新のみならず、通知関連も巻き添え死して、骨と皮しか残っていないような状態でございます。
ただし、死にかけながらも1~2分の定期更新など、現状できる対応で頑張ってくれているのはユーザーとしては嬉しいところ。UI的なメリットもあるので、僕はまだしばらくTweetbotと生きていこうと思っています。
ただし問題なのは、今のクライアントから離れて代わりのTwitterクライアントを探すといった場合です。Twitterが提供しているAPI自体が終了しているので、救世主たるクライアントはきっともうないってことなんですよね。
まぁ、公式アプリも軽めで悪くないと思うんですけどね。ただ、「新しいツイートを表示」をタップしても、新しくない「ハイライト」とかいう過去のツイートまで紛れ込ませてくるのは、古い地球人でオールドタイプな僕としては、なんだかモヤっとなんです。
僕は脊髄反射でレスしてから、それが数時間前のTweetだったときのあの恥ずかしさに名前をつけたい…。
Source: Tweetbot 4 for Twitter