通常価格269ドルとは思えない機能マシマシ機が、クラウドファンディングでさらにお安く!
タブレットにハイパワーを求めない方々は一定層いるみたい。いうなれば動画再生・画像閲覧・音楽再生用のプレーヤー&ビューワーとしてタブレットを使いたいという方々ですね。
確かにCPUパワーをゴリッゴリに消費する3Dゲームや、4000万画素級RAWデータの現像、4K動画の編集でもやらないかぎり、タブレットに超高クロック超多コアなCPUはあんまり必要と感じません。ミドルグレードのSoCで十二分。そのぶん、価格を抑えてくれたらなにより。
いままでこの商圏はKindle Fire系か、1~2世代前の中古タブレットが支えていました。しかし「Alldocube X」の登場によってシェアは大きく変わるかも。
約2〜3万円で有機ELディスプレイ搭載
現在Indiegogoでプロジェクト実行中の「Alldocube X」の価格は通常価格269ドル(約3万円)、数量限定の事前申し込みで219ドル(約2万4000円)です。Galaxy Tab S4の半額以下です。だというのに、このゴージャスなデバイス構成はなんなんでしょうか。

まずディスプレイ。動画再生にも画像閲覧にも大事ですよね。ここにサムスン製の10.5インチ有機ELディスプレイをつかっています。同じパーツかどうかはわかりませんが、サムスン製のGalaxy Tab S4も10.5インチ有機ELディスプレイです。解像度は共に2560×1600ピクセルで、画面比率も16:10と同じ。

音質の要となるDACには、旭化成エレクトロニクスのAK4376Aが使われます。低ノイズで 384kHz 32bitのPCMデータも扱えるハイレゾ級スペック。内蔵スピーカーもステレオでかなり大型だし、ヘッドホン端子も備えています。
バッテリー容量は8000mAhと大したもの。急速充電規格は日本ではほとんど普及していないPump Expressのため、対応アダプタやモバイルバッテリーを探すのはちょっと大変かも?
高精細で発色のいいディスプレイ、粒立ちのいい音が再生できるDAC、大容量バッテリー。この3点に焦点を絞り、プレーヤー&ビューワーとしての魅力を高めてきたのが「Alldocube X」というわけです。
他のスペックは極めてスタンダード。SoCはMediaTek MT8176ですし、内蔵ストレージは64GB。カードスロットは128GBまでのmicroSDしか対応していません。メインカメラの画素数も800万画素です。
それでも、2~3万円で10インチ級の高画質高音質タブレットが買えるというなら、ちょっとドキドキしてきませんか?
Source: Indiegogo