もう、みなさんの手元のアプリで使えますよ。
現金をやりとりするかわりに、スマホ内のアカウント情報(クレジットカード情報)で支払いを済ませるQRコード決済サービス。おサイフケータイ(Felica)ほど処理は早くないですが、Felicaが載ってないSIMフリースマホでも使えるから、最近たま~に使う機会があります。
本日(8月29日)、Amazon.co.jpは、このQRコード決済サービスを日本国内でスタートさせます。
いまあるAmazonアプリでそのまま支払える
AmazonのQRコード決済サービスは、すでにあるweb支払いサービス「Amazon Pay」の追加機能として登場しました。使い方の流れはこんな感じ。
1.店員さんがタブレットに金額を入力。
2.自分のスマホのAmazonアプリでQRコードを表示。アプリ左上のメニューから、「すべてを見る」→「Amazon Pay」の順にタップ。3タップはちょっと面倒くさい。
3.タブレットでQRコードを読み取れば支払い完了! スマホには支払いの通知が届きます。
決済に専用のアプリは不要で、じつはAmazonアプリにはすでにQRコードを表示する機能が入っていたとのこと。気づかなかった...
チェーン店じゃなくて小さなお店がメイン
いまのところ、Amazon Payはコンビニやファーストフードといったチェーン店ではなく、今までスマホ決済を導入していなかった小さなお店をメインとして普及させていくそうです。決済用のタブレットを無料で貸し出したり、手数料を0%にするキャンペーンを展開するので、これから見かける機会が増えるかもしれません。
QRコード決済サービスには、すでに「d払い」や「楽天ペイ」、「LINE Pay」、さらには観光客向けの「Alipay(アリペイ)」、「WeChatPay(ウィー チャット ペイ)」とライバルがびっしり。ここからシェアをもぎとるのは大変そうですが、すでに僕たちが持っているAmazonアプリで使えるっていうのは技ありですね。
今すぐアプリをダウンロードしてアカウント登録しよう!なんて手間は必要はありませんから、QRコードの出し方さえ覚えておけば、そのうち役立つことがありそうです。