みなさんは、どのクッションにノスタルジアを感じますか?
どの時代においても、当時のギーグたちに興奮と感動をプレゼントしてくれたApple(アップル)のプロダクトたち。今日は、数あるモデルのなかでも5つのアイコニックな存在をクッションで振り返ってみましょう。
1977年 / Apple II

世界初のパーソナル・コンピューターといった存在がApple IIです。CPUもメモリもキーボードも各種I/Oも1つの筐体につめこんだモデルで、買ってきて、テレビにつなげればすぐに使えるモデルでした。上部の部分に四角い枠がありますが、ここはディスプレイではなく、テレビ台。この上にテレビやディスプレイやフロッピーディスクドライブを載せて使うようになっていたんですね。
またカラー表示ができるとあって、ゲームマシンとしても人気がありました。Apple IIで「ウィザードリィ」や「ウルティマ」をプレイして、洋ゲーの世界観の広大さにハマった方も多く、日本のゲーム文化にも多大なる影響を与えてくれました。
1984年 / Macintosh

モノクロディスプレイもフロッピーディスクもワンセットにした初代Macintosh。バリエーションモデルが出てからは「Macintosh 128K」と呼ばれるようになりましたが、この「128K」はメモリ容量を指すもの。ええ、画像1枚くらいの容量しかなかったんです。
キャリングフックがあり、専用のリュックサックもあった、モバイル(してもいい)モデルのはしりでもありました。GUIや、マウスをいち早く普及させた立役者でもありました。直感的にお絵かきができた、MIDIインターフェースを追加して電子楽器をフルコントロールできたことから、アーティストからも熱い視線が寄せられましたね。
1998年 / iMac

めっちゃ遅えええ、との声もありましたが、iMacの登場はエポックメイキングだったんです。メカニカルな内部が透けて見える色付きスケルトンボディに、Macを仕事道具としては使っていないユーザーは大絶賛。WindowsもMacもよくわかんないけど、これはインテリアとして可愛いから欲しいという子供や女性が現れ、ビジネスユースやディープなゲームユースが中心だったパソコン市場に新たな風を呼んできた1台だったんです。
余談ですが、照明・家具メーカーの小泉産業は初代iMacのカラーに合わせたテーブルやラック、チェアをリリースしていました。iMac登場当時はほかにも、iMacカラーなアイテムが多く登場したものでした。iMacは、パソコン以外業界にもカラースケルトンのムーブメントを伝播させた存在でしたね。
2001年 / iPod

まわる、まわるよメリーゴーランドなホイールつき音楽プレーヤーの初代iPodも、Appleプロダクトを語る上で外せない1品です。他社からMP3プレーヤーが次々と登場していた時代でしたが、Windows対応となった次期からiPod人気が爆発。ポータブルなデジタルオーディオプレーヤーで先行していたソニーの存在感を薄れさせるという偉業を成し遂げました。
近年、アンティークなデジタルプロダクツのオークション相場が高くなってきましたが、初代iPodの相場もあがっていくでしょうね。綺麗な実働品をお持ちのみなさま、ぜひ動態保存を!
2007年 / iPhone

そして初代iPhoneは2007年に登場しました。一部「日本では普及しない」といった声もありましたが、アップルファンを中心に「すごい携帯電話キタ!」と大盛り上がり。翌年のiPhone 3G発売時はSoftbankショップ表参道店に長蛇の列ができるほど、未来感のあるガジェットとして待ち望まれていましたね。
2018年第2四半期のスマートフォンシェアはSamsung(サムスン)、Huawei(ファーウェイ)に続き、Appleは第3位。それでも日本国内におけるiPhone人気は圧倒的です。iPhoneがはじめてのアップル製品だ、という方も多いでしょう。来月には次世代モデルのお披露目もあるでしょうし、まだまだ人気は続くでしょうね。
こちらのクッションコレクション、Kickstarterで予約できます
世界を変え続けてきたAppleプロダクト。歴史と共にありたいと思っても、各モデルの可動品を探すのはちょっと大変です。ならば、アイコニックなデザインをモチーフにしたクッションで、アップルの栄光の面影を抱きしめてはどうでしょう。これらのアイテムは現在Kickstarterで資金を募集中、1つ39ドル(約4,300円)から投資できますよ。

サイズはマクラほどで、いずれも愛らしい輪郭をもったもの。ソファや椅子の上に飾りたくなりますよね。
なおデザイナーは、AppleテイストがあふれるクッションやTシャツを作っているThrowboyのRoberto Hoyosさん。公式サイトのオンラインショップで扱っている、既存アイテムも注目ですよ。
Source: Kickstarter, Throwboy, YouTube