曲がる前に心の準備ができます。
自動運転技術プロジェクト「Titan」を展開しているApple(アップル)ですが、AppleInsiderによると車のアクションの前にカウントダウン表示をする特許を申請したんだそうです。車と人間のズレを少しでも和らげようとする施策として、この特許を申請したのではないかと言われています。
自律運転がどんどん進化していけば、発進から右左折、車線移動に停車など一連のアクションも自動的に行なってくれるようになりますよね。でも、乗っている人間からすると、なんの兆しもなく車が走り出したら「突然動き出した」なんて感じてしまうのではないでしょうか?
人によっては乗っていて不快に感じたり、自分の認識と実際の動きのズレから乗り物酔いになったりするかもしれません。
ubergizmoによると、人間は運転時にアクションを起こす前に左右を目視したり、ルームミラーで後方を確認したりと予備動作を行なう反面、自律運転車にはそれがないことが特許で言及されているようです。また、乗っている人が次のアクションの予兆を感じ取る情報源として、カウントダウン後に右折や一時停止しますよといったお知らせがあれば、いくらか改善されるだろうとのこと。
…しかし、このカウントダウン表示ばっかり見ていても、それはそれで車酔いしそうです。なのでたまには「酔わないように、外を見ましょう」なんて表示が出るようになったりして。
Source: ubergizmo via AppleInsider via United States Patent