今日は情報が出過ぎだ…。
Appleの発表イベントの日程がアナウンスされ、その流れのまま、ホンモノと思わしきApple Watchのリーク画像が登場した今日。ほんと、脳内チップをA12に変えないと処理が追いつきません。
新型Apple Watch(通称:Apple Watch Series 4)のリーク画像、高級感きわめたゴールドのステンレス系金属に、一瞬くらっとするウォッチフェイスに目を奪われますよね。でもこの画像を見まくった今、実はApple Watchの新しいメカニズムも考察できそうです。
サイドボタンが浅い。これは電子フィードバックによるもの?
ギリギリまで情報を詰めたウォッチフェイスを見るに、新型Apple Watchがベゼルレスディスプレイになるのはおそらく事実。しかし、もっと深読みできる点はサイドボタンです。

左はSeries 3、右が今回リークされたホンモノと思われる画像です。ボタンの影をよく見てみると、ボタンの突起が明らかに違うことがわかります。Series 3のほうが突起が大きく、新型はフラット。これは、Apple Watchのボタンが「Taptic Engine」による電子フィードバック式に変わることを示唆しています。
電子フィードバックというのは、すでにiPhone 7/8のホームボタンに用いられている「ボタンを押した感覚を電子的に再現する」技術。つまり物理的にクリックできるボタンは廃止。そのぶん押し込むスペースが必要なくなるため、新型ではボタンがフラットになったんだと予想できます。
控えめになった赤丸のウラにある、デジタルクラウンの新機構

セルラーモデルをあらわす赤いデジタルクラウン(りゅうず)です。新型はより控えめになって、デザイン的にもこっちのほうが自然で良いのでは? しかしこのデザインは、デジタルクラウンのトップ部分がタッチセンサーになったための結果と考えられます。タッチセンサーになる話は、以前Fast Companyから伝えられています。
その話によると、デジタルクラウンの押し込み操作も電子フィードバックになるそう。クリックしたことが伝わるよう、デジタルクラウンのトップが樹脂製ではなく、電気が伝導する金属製になったと予想できます。でも、ほかにもタッチセンサーになることで広がる機能もありそうですよね。
とにかく、このウォッチフェイスが楽しみだ
いろいろと考えられることはありますが、とにかく今は新しいApple Watchが楽しみです(もちろん、リークで先にわかっちゃう悲しさも同じくらい)。この目がチカチカするウォッチフェイス、F1マシンのハンドルのようで超クール。機能美を極めるAppleらしくないイメージですが、これはベゼルレスを魅せるためのコンセプトなんでしょうか。
そして、このステンレス系のゴールドカラーも最高です。まだバリバリSeries 2が使えるのでスルーしようと思ってたんですが、発売から2年という口実で変えちゃうか…。

あ、あとこの穴だけ何かわかりませんでした。おそらくマイク?なのかなと思ったのですが、もしわかる方がいましたら教えてください。
Source: 9to5Mac, Fast Company