ゲーミングノートPC、そろそろ持ち歩けそうですかね?
ASUS(エイスース)が史上最も薄いと謳う15.6インチゲーミングノート、Zephyrus S(GX531)を発表しました。前モデルのROG Zephyrus(GX501)に比べて12%薄い、約15-16mmという厚さ。15インチのMacBook Proが15.5mmですから、ほとんど同じと言ってよさそうです。
グラフィックがGTX 1070、CPUがCore i7-8750H というゲーミングPCとしては充分すぎるスペックですが、こんなに薄くて排熱は大丈夫なのでしょうか?
はい、大丈夫です。NvidiaのMAX-Qデザインに沿って作られており、高負荷時にも最適な排熱ができるようになっています。Zephyrus Sは前モデルと同じ手前に配置されたキーボードが採用されていて、ヒンジまわりのいちばん熱くなる部分に排熱穴があいているんです。さらに、PCを開くとヒンジが変形して大きな排熱口が出現。これも前モデルからのギミックですが、美しすぎて何回でも見てられる機構ですね。

これでもまだ排熱が気になる人は下記の動画をチェックしましょう。MacBook Proのi9モデルの発熱問題を発見したDave LeeさんがZephyrus Sをレビューしていますよ。排熱はほぼ問題ないようです。
ディスプレイも妥協してません。リフレッシュレートは120Hzから144Hz表示にアップグレードしましたし、さらにベゼルも狭くなっていて、本当にクールなデザインに仕上がっています。

PCゲーマーがノートPCに求めるものをほぼほぼ詰め込んだように見えるこのモデル、まだ値段は明かされていません。前モデルはおよそ2,600ドル(約287,500円)ですが、同じくらいの価格は覚悟したほうがよさそう。日本での発売に関してはまだ情報がありませんが、首を長くしてでも待ちたいモデルですね。