これはもしかして、海外で発売されたアイツ…。
カメラだけではなく、プリンターといったアウトプット用の機器でも写真文化を支えているキヤノン。この度9月6日に、手のひらサイズでポケットにも入るミニミニプリンター「iNSPiC PV-123」を日本で発売します。そう、海外では「IVY」という名前で発売されていた子です。

iNSPiCとスマホをBluetoothワイヤレスで接続して、「Canon Mini Print」アプリから手軽に印刷できます。印刷にはキヤノンが販売する専用のペーパーを使います。このペーパーは感熱式でフルカラーを出せる「ZINK(ジンク)」テクノロジーが使われているのでセットするのは紙だけ。
プリントした作品を見せてもらったのですが、コントラストは薄め。ですけどZINKフォトペーパーを使ったものはだいたいそう。ゆえに、その色味の特性を生かして使いこなしたくなりますね。

とくにファンシー&ミルキーなパステルトーンとの相性がよさそう。専用アプリ上でフィルターをかけたり、テキストやスタンプを重ねてデコレーションもできるので、いろいろ遊べそう。印刷後にペンでメッセージなどを書き込んでもよし。むう、友達みんながいるところで使うと盛り上がりそうなリア充プリンターめ。
またZINKフォトペーパーはシールタイプの用紙となっているので、印刷したものはシールとして使えます。1枚の大きさは5cm×7.6cmで、長方形のサイズのまま貼ってもいいし、周囲を切り取るのもアリ。こういう使い方ができるとなると、写真だけではなく、ダウンロードしたキャラクターのイラストやロゴなどもプリントしたくなります。

懸念点としては印刷可能枚数でしょうか。フル充電するのにかかる時間は90分。フル充電時に印刷できる枚数は20枚。参加者の多いパーティだとバッテリーが持たなくなるかもしれないので、モバイルバッテリーも一緒に持っていったほうがいいかも?

iNSPiC PV-123の発売日は9月6日。キヤノンオンラインショップでの価格は1万5880円(以下、すべて税抜)です。ZINKフォトペーパーの価格は、20枚入り900円、50枚入り2,150円です。
Source: キヤノン