いわばChromebook版のBoot Camp!
って言えば伝わりやすいかもしれません。以前、Google(グーグル)のChromebook「Pixelbook」がWindows 10をサポートする可能性をお伝えしましたが、その続報。XDA-DevelopersではWindows 10サポートはPixelbookにとどまらず、他のChromebookへも広がる可能性があることを示唆しています。
「Campfire」と呼ばれるこの機能では、ChromebookにWindows 10をインストールし、デュアルブートできるとしています(MacでいうBoot Campですね)。これが実現すれば、1台のラップトップで時にはChromebook、時にはWindowsといったように「できること」の異なる2種のOSを切り替えられるので、ハードウェアとしてのChromebookの魅力もマシマシになります。
…でも、全Chromebookで使えるわけじゃなさそうよ?
ただし…です。Pixelbookにとどまらずとは言ったものの、Windows 10が30GB、ChromeOSが10GBで最低でも40GBほどのストレージが必要になるため、XDA-DevelopersではeMMCのエントリーChromebookは可能性の外だと述べています。そして、僕気がついてしまったんですけど、国内販売されているChromebookってストレージは軒並み32GB以下だったり…うぎゃぁ可能性の外ぉ…。
Windowsが走るとなれば、たしかに魅力的なお誘いですけど「悪いな、これ40GBからなんだ」って言われたら、現時点ではなかなかに限定的な可能性。まぁ、ひょっとしたらChromebookはこれを期に、Pixelbookのみならず、全体的にスペックアップ路線へシフトしていくのかもしれませんけどね。
そんなワクワクとハラハラが共存する「Campfire」は、完璧ではないにせよ、毎年10月に行なわれているGoogleのハードウェアイベントにて発表される可能性もあるとのこと。もしかしたら今後のChromebookの方針を決める1手となるかもしれないので、注意深く観測していこうと思います。
僕は外部ストレージにWindowsインストールできるって信じてる!
Source: XDA-Developers via The Verge