これも究極のニコン!
センサーサイズこそ1/2.3インチですが、組み合わさるレンズは24~3,000mmの光学125倍ズーム。コンデジにあるまじき約1,415gというヘビー級の「COOLPIX P1000」。9月14日、ついに日本でも発売決定です。
お値段はニコンの公式ショップで、13万7700円(税込)となかなかのプライス。しかし、 COOLPIX P1000でなければまず捉えられない世界があるのも事実です。2倍のダイナミックファインズームを合わせると約6,000mm、4倍の電子ズームならば、約12,000mmの焦点距離となる望遠マスターですから。
ISO値は6400までセットできますが、マニュアル以外の動画撮影時はISO100~1600となるので、実質ISO1600がリミットかもしれません。でも満月のように明るい被写体なら、ほらこんなにもクリア。空気層のゆらぎすら捉えきってるじゃないですか。
望遠域でのタイムラプス動画も楽しそう。なお手ぶれ補正は望遠レンズ仕様時に適したレンズシフト式で、補正効果は5段。動画撮影時はさらに電子式手ぶれ補正もセットで効きます。

ミリ単位動かしただけでも被写体がファインダーから消え去ってしまいがちな超望遠撮影のために、ドットサイト「DF-M1」も登場します。またBluetoothで接続するリモコン「ML-L7」も登場。マニュアルフォーカスもML-L7におまかせできます。