フルオートへの回帰がはじまるのでしょうか。
アナログレコードが再評価され、新型のターンテーブルも次々と発売されました。その多くはレコードをかけるというプロセスを心ゆくまで楽しめるフルマニュアル型。プラッターを回転させ、針を置き、演奏が終わったらトーンアームを上げて元に戻すまで、手動です。
ぶっちゃけ、楽しいです。でもA面が終わったそのときに起きている&その部屋にいるという条件が整わないと止められない。針がレコードに接したままプラッターが回転しているので、針&レコードが痛みがちなんですね。
デノンから新たに登場する「DP-400」は、片面の演奏が終わるとトーンアームを上げて針をレコード面から離し、プラッターの回転も止めるオートリフトアップ&ストップ機能つき。うん、これは便利です。再生終わりのケアをしてくれるのはありがたい。

ダストカバーが取り外し式で、付属のスタンドで立てかけられるのも面白い。レコードのジャケットも飾ることができるんですって。
MM針のフォノイコライザーも内蔵している現代的な仕様もポイント。シンプルな「DP-400」(5万8000円)のほかに、USBでパソコンと接続できる「DP-450USB」(7万円)もありますよ。ともに発売は8月中旬です。
Source: DENON