最大音量、108dB。車のクラクションより音がおっきい。
世の中には数多くのワイヤレススピーカーがありますが、フランスの新興オーディオメーカーであるDevialetの「Phantom」シリーズがちょっと? いやかなりすごいんです。振動板、ぐいんぐいん動きまくりなんです。
大量の空気を動かしているのが目に見えるかのよう。ベーシックモデルの「The New Phantom」(1,690ドル=約19万円)は1200W・101dBで、「Silver Phantom」(2,390ドル=約27万円)は3000W・105dB。「Gold Phantom」(2,990ドル・約33万円)にいたっては4300W・108dBもの爆音。フェス会場級です。
どんなに大きい本体なのか、と思ったら、約25cmのワンボディですって。
デジタル&アナログのハイブリッドアンプに、スピーカーのパフォーマンスを引き出すDSPを組み合わせることで、周波数レンジもグッと広い。チタニウムツイーターを使っているGold Phantomは、14Hz~27kHzですよ。可聴範囲プラスαをカバーしながら、フラットでノイズレスな音作りをしています。
ところでDevialet、日本ではまだ無名かもしれません。しかし、実のところフレンチテックを代表するメーカーなんです。Phantomシリーズの開発によって取得した特許技術は100件以上。同社の持つ音響テクノロジーはカーオーディオ、テレビ、スマートスピーカーなどに導入も可能で、 ヨーロッパではすでに、ケーブルテレビ局のskyと共同開発したデバイスが販売されているとのこと。
そして日本でも、本格展開・商品販売がスタートするそうです。まずは顔というべきPhantomシリーズからの販売になるでしょうけど、楽しみですね!