高画質orズーム、DJIの新型ドローン「Mavic 2 Pro」と「Mavic 2 Zoom」どっちを選ぶ?

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  • author 武者良太
高画質orズーム、DJIの新型ドローン「Mavic 2 Pro」と「Mavic 2 Zoom」どっちを選ぶ?
Image: DJI(1, 2

どちらも魅力的な機体で悩ましすぎます。え、両方だって?

折りたたみドローンとして大人気のMavic Proシリーズの後継機がきた! 次世代モデルは、ハッセルブラッド製の高画質なカメラを搭載した「Mavic 2 Pro」と、ズームレンズを搭載した「Mavic 2 Zoom」の2モデル体制で、空撮表現力をグッとアップさせてきましたよ。

Image: DJI/YouTube

Mavic Proと比較しての改善点はカメラ性能、映像伝送画質、飛行時間、飛行速度、低ノイズ、全方向障害検知、インテリジェント機能、ハイパーラプス機能など、外観はキープコンセプトですが、内面は一新。性能のほとんどのアップデートを果たしています。

そしてMavic 2 ProとMavic 2 Zoomの違いはジンバルカメラ部のみ。しかし、景色を捉えるカメラ性能の個性差が上位/下位モデルという切り分けではなく、共に独自の世界観をもったモデルとなったことを表しています。

1インチセンサー搭載でキレッキレな動画・画像が撮れる「Mavic 2 Pro」

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Image: DJI

Mavic 2 Proのキャッチーなポイントは、ハッセルブラッドとの共同開発によって生まれた1インチセンサー「Hasselblad L1D-20c」を搭載しているところ。ソニー RX100シリーズなどに搭載されているセンサーと同じサイズですね。解像度は2000万画素、28mmでF2.8~F11までの絞りが効くレンズも使われています。

センサーサイズが大きくなったことで、うす暗い場所での撮影も可能になりました。具体的にはISO12800までの感度設定が可能です。

4K HDRに対応し、ビットレートはMavic Airで採用された100Mbps。ハッセルブラッドの知見を活かしたハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション(HNCS) によって、光線状態の難しいシチュエーションであっても、色鮮やかな景観を捉え続けます。

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Image: Hasselblad


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Image: DJI

この四隅までビシッとシャープな写真から、Mavic 2 Proの凄まじさを感じ取れるのではないでしょうか。

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Image: Hasselblad

被写体の鮮やかさもさることながら、チリとかいろいろ含む大量の空気を通した遠景部だってピンッとしています。この画質のカメラを自由に飛ばすことができるだなんて。しかも折りたたみドローンで旅先にも持っていきやすいだなんて。現代って、なんていい時代なんでしょうか。

ズームレンズ搭載でドリーズームが気持ちいい「Mavic 2 Zoom」

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Image: DJI

Mavic 2 Zoomには1/2.3インチで1200万画素のセンサーが搭載されます。レンズは24-48mmの光学2倍ズーム。F値は2.8(24mm時)-3.8(48mm時)です。比較的近接撮影に強く、0.5mの位置からピントが合います。

光学ズームに加え、デジタルズームも搭載。合計して4枚ズームとなる、24-96mmズームとなります。広角から中望遠まで、ドローンを動かさなくてもシームレスに撮影できるんです。

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Image: DJI

焦点距離の違いにより圧縮効果を活かしたドリーズームも得意。ズームインとズームアウトを同時に行なっているような、あの独特の映像表現が可能です。動画解像度は4K 30pで、ビットレートは最大100Mbps。H.265が使えることもあって、Mavic Proよりも精細感が高まっています。

オートフォーカスは位相差検出とコントラスト検出を組み合わせたハイブリッド。9枚の写真を合成して作る4800万画素広角撮影に対応。どうですか。Proに負けず劣らず、Zoomも魅力的ですよね。

8km先からの1080p伝送が可能

Mavic 2 ProもMavic 2 Zoomも、飛行撮影中の映像のリアルタイム伝送解像度が1080pにアップしました。つまりフルHDでのライブ配信も可能となりました。レイテンシも低減していますよ。

全方位の障害物を検知

障害物センサーは前後左右上下に組み込まれ、全方位の障害物を認識する力を持ちます。左右方向の検知は一部モードに限られますが、より安心して飛ばせるようになったことは歓迎すべきでしょう。

また底面部にLEDライトをビルトイン。着陸時も安全です。

最大飛行距離は18km、最大飛行速度は72km/h、新たな低ノイズプロペラも採用しています。

被写体を捉え続けるアクティブトラックも進化しました。周辺環境を3次元マッピングし、被写体が障害物に隠れたときも軌道を予測します。

Mavic Proの送信機にも対応予定

発売段階ではまだ未対応となるようですが、Mavic Proの送信機が使えるようになるよう、ファームウェアのアップデートを予定しているそうです。Mavic Proユーザーにとってこれは朗報!

ジンバルカメラの交換サービスも可能!

Mavic 2 Proの価格は18万9000円で、 Mavic 2 Zoomは16万2000円。Mavic Proと比較すると高くなりました。しかし機能の向上っぷりは、価格差を超えるものでしょう。

問題はどちらもいい機体だということ。それぞれが、それぞれでしか撮れない映像・写真があるのですから。こうなると2機を買い求めないとダメか…?と思ったら、Mavic 2 ジンバルカメラ交換サービスもあるんですって。やるじゃないですか、DJI!

Source: DJI

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