壁当てでもお手玉でも、ビートを作ります。
一見すると楽器の形をしていないのに、振動や衝撃で音を出すガジェットが最近増えています。中でも現在KICKSTARTERで資金を募集している、ゴムボール型のドラムマシン「Oddball」は超シンプル。
Oddballはスマートフォンと連携することで、ボールが跳ねるタイミングに合わせて音を出すことができます。専用アプリでは音の種類などを操作できるので、複雑な音を奏でることも可能です。
スマホからエフェクトをかけて、録音してループさせればオリジナルのビートがあっという間に完成します。もしお手玉ができるのなら、複数のOddballを使ってハイレベルな音作りだって可能。ジャグリングしながら徐々にBGMを作っていったり、複数のボールを一台のスマホとリンクさせられるので、友達とセッションしてビートを作り上げる……なんてことも楽しそう。
もうちょと実用的なデモ映像を見てみましょう。
衝撃の強さに応じて違う音を出したり、音楽に合わせてみたり、巧くやればコレ一個で会場を沸かせるDJにだってなれちゃうんじゃないでしょうか。
お値段は59ポンド(約8,600円)とチョイお高めな印象かもしれません。ですが中身はテクノロジーがギッシリ詰まっており、いつでもどこでも直感的にドラム音源を作ることができると思えば高くはないかも。
執筆時は837万円を超える資金が集まっていました。ゴールが436万円だったので、倍近い額が出資されているってことですね。その期待値に注目です。
Source: YouTube(1, 2) via KICKSTARTER