Galaxy Note9ハンズオン! 知っておくべきことすべて

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
Galaxy Note9ハンズオン! 知っておくべきことすべて
Image: Sam Rutherford - Gizmodo US

期待通り、でもこれでいいのか。

Samsung(サムスン)から大型のハイエンド・スマートフォンGalaxy Note9が発表されました。米GizmodoのSam Rutherford記者がさっそくハンズオンしているので、以下第一印象をどうぞ!


去年のGalaxy Note 8はしっかりした端末でしたが、そんなに面白くもありませんでした。スクリーンサイズはGalaxy S8+とかS9+と同じで、しかもバッテリー容量はむしろ縮小、なんだかSamsungがおとなしくなったように思えました。

でも今日発表されたGalaxy Note9(以下Note9)では、以前のコンポーネント爆盛りスタイルが復活したような気がします。見た目は基本的に先代とほとんど変わりませんが、筋力ははるかに増強されていて、まさにSamsungの大きめハイエンドスマホに僕が求めるものを体現しています。

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カラバリは、少なくとも米国では、黒、オレンジ、ディープオーシャンブルー(この画像)、ラベンダーパープル(下の方で出てきます)の4つがあります。
Image: Sam Rutherford - Gizmodo US

まずディスプレイについてですが、Note 9のQHD有機ELディスプレイは今市場にある中でもベストで、サイズはNote 8の6.3インチより微妙に大きい6.4インチとなりました。中身を見ると、バッテリー容量は4000mAhとNote 8の3300mAhから一気に増加しています。

スペック増強はこれだけじゃなく、最小のストレージは64GBから128GBへと倍増しました。RAMは前と同じ6GB、microSDカードスロットも健在です。あとは超プレミアムなモデル、RAMが8GBでストレージが512GBのものもあり、これに512GBのmicroSDカードを投入すればストレージは1TBに達します。ちなみにこういうエクストリームなモデルはアジア限定になることが多かったんですが、今回は米国でも解禁されてます。(訳注:日本向けにはプレミアムモデルがさしあたり出てないようですが…)

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ブルーモデルに付属のS-Penは明るいイエローと、コントラストが効いてます。(Image: Sam Rutherford - Gizmodo US)

Note 9はゲームなどで長時間使っても内蔵のSnapdragon 845のパフォーマンスが落ちないよう、冷却システムも強化したようです。熱伝導の良いカーボンファイバーを使い、放熱のためのヒートスプレッダのサイズも335平方mmと、Galaxy S9+やGalaxy Note 8より3倍も大きくしたそうです。

またNote 9のS-Penはスーパーキャパシタ内蔵で、たった30秒充電するだけでスタンバイ状態ではバッテリーが30分持続するようになりました。しかもBluetooth LEにも対応し、単なるスタイラスじゃなくNote 9のリモコンとして使うこともできます。

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S-Penで引く線が本体と同じ色になるあたり、細部へのこだわりが感じられます。(Image: Sam Rutherford - Gizmodo US)

S-Penのリモコン機能としては、たとえばボタン長押しでカメラの立ち上げ、2回押しでカメラの前面/背面切り替え、タップでシャッターを切る、といったものがあります。こうした機能を使えるアプリは、当初はカメラ、音楽プレイヤーなどSamsung純正に限定されますが、今後はSDKを公開して外部のデベロッパーのアプリでも同様の機能を使えるようになるそうです。

ただカメラに関して残念なのは、物理的にはGalaxy S9+と同じということです。つまり前面カメラは800万画素、背面は1200万画素のデュアル、F値を1.5と2.4に切り替え可能、セカンドカメラで2倍ズームが可能、といった内容です。

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フォークとナイフのアイコンが小さくて見にくいんですが、ともあれSamsungのシーン最適化技術で、Note 9はマカロンが食べ物であることをちゃんと認識しています。(Image: Sam Rutherford - Gizmodo US)

ただ、カメラアプリに関してはAIでより賢くなり、20種類以上のものを識別可能になったうえに、その情報をもとにカメラの設定を自動で最適化するようになりました。ただし同じようなことはすでにHuaweiとかLGが2017年後半にやっているので、それほど目新しさはありません。

でも、革新的だと思える機能もあります。写真がピンぼけだったり逆光だったり、誰かが目をつぶってたりレンズが汚れてたりといった場合、つまりうまく撮れなかったとき、撮り直したら?って警告を出してくれるんです。

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大丈夫、ヘッドフォンジャックも健在です。(Image: Sam Rutherford - Gizmodo US)

あとはSamsung独自の使い方、Dexモードももっと使いやすくなりました。これはNote 9を外部ディスプレイにつないで、小さなパソコンのように使うってものです。ただしDexモードを立ち上げるには、普通のUSB-C to HDMIのアダプタをくっつければいいってわけじゃなく、別売り(50ドル≒約5500円)の専用アダプタを使う必要があります。

個人的には、Note 9のデザインはもっとどうにかならなかったのかなと思います。ディープブルーとイエローのカラースキームは良いと思いますが、色ってデザインのあくまで一部でしかありません。

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残念ながら、Bixbyボタンもまだあります。(Image: Sam Rutherford - Gizmodo US)

それから、Android版『Fortnite』がNote 9にやってくるって噂通り、たしかにNote 9には『Fortnite』がプレインストールされてるようです。ただこれはNote 9限定ってわけじゃなく、Galaxy Note 8でもGalaxy Tab S4でもGalaxy S7以降のGalaxy Sシリーズでも、今日からGame Launcherアプリ経由で『Fortnite』をダウンロード可能になるということのようです。開発元のEpicがFortniteをGoogle Play Storeには置かないことにしたので、サイドロードするならこのSamsungのGame Launcherを使うのが一番簡単な方法になると思われます。

最後に、個人的には大きな疑問がひとつあります。というのは、こういう小さな改善の積み重ねで十分なのか?ってことです。 もちろん今回、かなり大きな数字とかヘビーなスペックをお伝えしたんですが、これらの多くはNote 9に前から期待していたことに過ぎず、なので現時点でこれではちょっと遅いんじゃないか、ってことなんです。とはいえ実際の満足度はしばらく使ってみないとわからないので、そのへんはもう少ししたら詳しいレビューでお伝えしたいです。

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Image: Sam Rutherford - Gizmodo US

Note 9は8月10日からプレオーダー開始、店頭での発売は8月24日からとなります。気になるお値段は各キャリアが決める方式ですが、参考までに米国でのキャリア価格を以下にまとめておきますね。特に書いてない場合、128GBモデルの価格です。

T-Mobile:1000ドル(約11万円)、または初回280ドル(約3万1000円)+30ドル(約3300円)×24カ月。512GBモデルは1250ドル(約14万円)、または初回530ドル(約5万9000円)+30ドル(約3300円)×24カ月

Verizon:41.66ドル(約4600円)×24カ月、512GBモデルは52.08ドル(約5800円)×24カ月

Sprint:期間限定で50%オフの20.83ドル(約2300円)×24カ月

AT&T:1000ドル(約11万円)、または33.34ドル(約3700円)×30カ月AT&T:1000ドル(約11万円)、または33.34ドル(約3700円)×30カ月

Source: Samsung

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