42mmと46mmってね…。
Samsung(サムスン)の新製品イベントにて、「Galaxy Note9」と合わせて割とさっぱりと紹介された新型スマートウォッチの「Galaxy Watch」。はたしてその使い勝手はいかに。米GizmodoのPatrick Lucas Austin記者がハンズオンをしてくれていますよ!
SamsungによるGalaxy Unpackedイベントでは、予想されていたようにファブレットの「Galaxy Note9」が発表されましたが、同時に登場したのが第4世代のSamsungスマートウォッチ「Galaxy Watch」です。LTE接続ができ、新たなヘルスケア機能が搭載され、3つのカラーバリエーションが用意されたSamsungの全部入りスマートウォッチ。その見た目は(バンドを交換すれば)腕時計としてかっこいいのですが、いささか本体が大きいです。
Galaxy Watchは防水性能(水深165フィートまでOK、IP68)を持ち、擦れに強いCorning Gorilla Glass(ゴリラ・ガラス) DX+のコーティングを施した高解像度の有機ELタッチスクリーンを搭載しています。数年使っても、スチールウールでこすったような傷はつかないはず。
ただし、そのサイズ感は考えものです。42mmというサイズはApple Watchの大きいほうに相当し、より太い腕にフィットします。細い腕の女性向けではありません。また42mmは私にとってもギリギリの大きさなのですが、なんとGalaxy Watchには46mmという大型バリエーションも存在するのです。
でも、お馴染みの回転ベゼルとても好感触で、ベゼルとタッチスクリーンが連動するようすは、スマートウォッチを非常に俊敏なものに見せてくれます。一方ゴム製のウォッチバンドは、正直交換したくなるのも確か。ただ、前モデル「Gear S3」との共通点も多いGalaxy Watchは、普通の腕時計と非常によく似ています。さらに、6万種類のウォッチフェイスも用意されます。
Galaxy Watchにはいくつものヘルスケア機能が追加されており、たとえば心拍数が上昇すると深呼吸を促すようなリマインダー機能もあります。さらに40種類のエクササイズもサポートされており、動き始めると自動検知もしてくれます。もちろん睡眠計も搭載されています。腕時計をつけながら寝るのが気にならなければ、役に立ちますね。
そして、今回のイベントで発表されたワイヤレス充電器「Wireless Charger Duo」にも対応しています。しかしSamsungのいうことが正しければ、Galaxy Watchはそれほど頻繁に充電する必要はありません。マーケティング部門でシニア・ディレクターを務めるElina Vives氏によれば、Galaxy Watchは「1回の充電で数日間動作する」そうですよ。
Galaxy WatchはBluetoothモデルだけでなく、LTE接続対応モデルも用意されています。サイズは2種類で、42mmのBluetoothモデルは330ドル(約3万7000円)、46mmのBluetoothモデルは350ドル(約3万9000円)。LTEモデルはキャリアによるのですが、T-Mobileの場合は42mmモデルが375ドル(約4万2000円)、46mmモデルが400ドル(約4万4000円)で、年内に出荷されます。大きさを考えると、手首のエクササイズにもちょうどいいかもね。
Source: Samsung