やはり、Daydreamのために…?
今後がますます楽しみなVR(仮想現実)業界ですが、ここにきて注目すべきニュースが入ってきました。ソニーのMagic Labの元所長にして「PlayStation VR」誕生にも貢献したリチャード・マークス(Richard Marks)氏が、Google(グーグル)に移籍したのです!
このマークス氏、じつはPlayStation VRのプロトタイプとなった「プロジェクト・モルフェウス(Project Morpheus)」だけでなく「EyeToy」や「PlayStation Eye camera」、「PlayStation Move」の開発にも関わった凄腕の技術者。これだけの才能を持った人物がGoogleへと移籍したのですから、その狙いが気になるのは当然でしょう。
実は以前、Googleはストリーミングゲームプロジェクト「Yeti」を開発していると報じられたことがあります。これはChromecast対応機にゲームを配信する計画らしく、安価にストリーミングゲームが楽しめることが期待されているのです。
さらにVentureBeatによれば、Googleは近年ゲーム関連の技術者の引き抜きを活発化させています。その対象にはソニーだけでなく、Microsoft(マイクロソフト)でXbox関連事業に関わっていた人物も含まれています。
VRとYetiが直接結びつくかどうかはわかりませんが、マークス氏の経歴を見れば、もっとそれ以上の仕事をしてくれそうな気がしてなりません。ゲーミングハードといえばソニー、任天堂、Microsoftの時代が長く続いていますが、もしかするとGoogleの本格参入があるかもしれませんよ?
Source: VentureBeat