まだまだiPhoneのワイヤレス充電は遅いです。
昨年のモデルから可能となった、iPhoneでのワイヤレス充電。すでに対応機器を揃えて利用している人もいることでしょう。しかし今回の噂を信じれば、今年登場する新型iPhoneではワイヤレス充電が高速化&効率化するかもしれないんです。
素材を変えて効率化
China Timesの報道によれば、新型iPhoneのうち最低でも1モデルは銅製のワイヤレス充電パーツを採用するそう。これにより電気抵抗が下がり、発熱が抑えられ、より高速かつ効率的なワイヤレス充電が可能になるというのです。なお、現行のiPhoneではフェライト・ポリマー複合材(Ferrite polymer composite)によるワイヤレス充電パーツが採用されています。
仕様のアップデートにも期待。目指せ15W充電
iPhone XやiPhone 8/8 Plusではワイヤレス充電規格「Qi」に準拠した充電が可能です。現在、Qi規格で最低の5W出力がベースの仕様となっており、一部対応デバイスでは7.5W(Appleの独自仕様)の高速ワイヤレス充電ができます。ただし、AndroidではQi規格で最高の15W出力に対応したワイヤレス充電マットも存在しており、まだまだ充電速度を伸ばす余地はあるといえそうです。
iPhoneからLightningが消える日も近い
昨年9月に発表された純正のワイヤレス充電マット「AirPower」もようやく9月には発売、あるいは発売日の正式発表がありそうです。
今後、ワイヤレス充電は当たり前の充電方法となることでしょうし、AppleはiPhoneからすべての端子を取っ払う目論見があります。将来を見越したアップデートが今年にあっても不思議ではありません。
Source: China Times via MacRumors(1, 2)