日本でも増えて欲しい。
iPhoneのセキュリティが向上する一方で、その修理は年々難しくなっています。そんな中、9to5Macは海外の認定サービスプロバイダのSimply Macにて「iPhoneの公式な画面修理サービスの対象店舗が拡大される」と一時報じています。
実はiPhoneの画面交換サービスを正式に提供するには、特別な装置が必要になります。これは、「Touch ID」や「Face ID」といったセキュリティ機能に起因するもの。そして、Apple(アップル)はこの装置を外部に自由には貸し出していませんでした。なお、Simply Macの5店舗にはこの装置がすでに配備されていたそうですよ。
当初の報道によれば、Appleは全米30店舗のSimply Macにて修理装置を提供。これによりSimply MacはApple直営店と同価格にて公式修理サービスを提供し、そのかわりに非公式な修理を取りやめることが報じられました。
…しかし9to5Macの記事が更新され、Simply Macは記事に誤りがあると指摘しているようです。
Appleは以前より非公式な修理サービスに厳しい態度で臨んできた歴史があり、iOS 11.3と「iPhone 8」の組み合わせでサード製ディスプレイに交換すると、タッチ機能が使えなくなるという事象も発生していました。もちろんAppleとしては、デバイスのセキュリティを守るためにも公式の修理サービスを利用してほしいんでしょうけどね。
おそらくAppleの公式修理サービスがもう少し安くなれば、もっと多くの人が公式修理サービスを利用するようになると思うんですけどね…。
Source: 9to5Mac