いずれはすべてのブロックが持続可能な素材に。
レゴ本社があるデンマークはサスティナブル先進国(サスティナブル=地球環境を保全しつつ、持続が可能な産業や開発)と言われています。2015年には、レゴ本社もSustainable Materials Centerを設立し、サスティナブル素材の開発に力を注いできました。
そして2018年8月1日(水)、ついに植物由来のレゴブロックが販売されることになりました。その名も「Plants from Plants(No.40320)」。TOP画像の植物ブロックがそれで、サトウキビ由来ポリエチレン(PE)で作られています。つまりはサトウキビでできた森、茂み。不思議ワード感。
石油由来のPEは燃やすとCO2を発生させますが、サトウキビ由来のものは成長過程でCO2を吸収しているので、差し引きするとCO2増減はほぼゼロ。資生堂によると、石油由来のものと比較してサトウキビ由来PEのCO2排出量は、7割強少ないとのこと。
今回の植物性植物ブロックの取り組みは、今年3月に発表されました。同時期に公開されたPVには「2030年までには主製品のほとんどをサスティナブル素材にする」との宣言も。
本物の植物がかたちを変えてレゴの植物になっていると思うと、ちょっとロマンがありますね。「Plants from Plants」は一部の国で販売が始まります。次なるサトウキビ製ブロックの登場やいかに。
Source: Business Insider, Lego, YouTube, 資生堂グループ企業情報サイト