アレクサ! マーシャルアンプを使っていたアーティストの曲をかけて!
1960年代以降のロック文化を支えてきたマーシャル。その伝統と歴史にあらたな1ページが加わります。ニューモデルのMarshall VoiceシリーズはAmazon Alexa対応のスマートスピーカー。クラシックなおじいちゃん的装いですが、中身は最新テクノロジーがぎっしりです。
ラインナップはミドルサイズの「Stanmore II Voice」(トップ左、399ドル、約4万4000円)とコンパクトボディの「Acton II Voice」(トップ右、399ドル、約3万3000円)の2モデルです。
ベースモデルとなったワイヤレススピーカーStanmore、Actonの初値より安くなって機能アップ。手触りのいいシボ加工キャビネットカバーに、伝統的なソルト&ペッパーフレットのグリル。さらにグリルの下部にはゴールドパネルが入って、より懐かしみあるマーシャルフェイスを作っています。

物理ボタン・ボリウムノブも、60~70年代を彷彿とさせるもの。マジでギターアンプとして使いたい!という方も大丈夫。外部入力端子がありますからね。

Alexaが耳をすませてくれているかどうかは、ゴールドパネル左側のLEDでチェッキング。普段は目立たないけれども、オーナーからして見やすい位置にこのインジケーターを配置したことに、マーシャルのデザインに対するダンディズムを見るかのよう。
マーシャルアンプで育ってきたロックアーティストは、たぶん星の数くらいいるんじゃないでしょうか。そしてMarshall Voiceシリーズで育つこれからのビッグアーティストもいるんじゃないでしょうか。いま、僕らは伝説を支える伝説の誕生を目の当たりにしているんですよ! …たぶんだけど!
Source: Marshall