ローエンド、だけど堅実。
21時からIFAで行なわれたHuawei(ファーウェイ)のキーノートにて、新型スマートフォン「Mate 20 Lite」が発表されました。春に発表されるPシリーズに対して、秋に発表される大型ディスプレイのMateシリーズ。MateのなかではPro/無印/Liteの3種類が存在しますが、今回はIFAにてLiteが先にお披露目された形となります。
Mateもノッチに
前モデルMate 10 Liteからの進化はノッチつきのディスプレイになったこと。本体サイズはほぼ据え置きのまま、ディスプレイサイズが5.9インチ→6.3インチに進化。背面は、デュアルカメラがそれぞれ独立したデザインに変更され、アウトデュアルカメラも16MP+2MP→20MP+2MPに進化。フロントもデュアルカメラなのはMate 10より継続で、13MP+2MP→24MP+2MPとこちらも大幅に進化。
AI処理も行なえる「Kirin 710」プロセッサ搭載
搭載するプロセッサは今年7月に発表された「Kirin 710」。Mate 10に搭載されたKirin 659の後継となる新ラインのプロセッサで、新世代の「Kirin 980」とは別モノです。しかしKirin 710においても、搭載された8つのコアでAI処理を行ない、被写体認識などといったAIカメラ機能も使えます。そのほか、RAMは4GB、ROMは64GB。
上位モデル「Mate 20/20 Pro」は10月16日に
また今回のIFAでは、Mate 20 Liteの上位モデルとなる、Mate 20/20 Proの発表日もアナウンスされました。10月16日(現地時間)、発表会がロンドンで開催されるとのこと。これには今回発表された新プロセッサ「Kirin 980」が搭載されるとも明言されました。今秋の本命スマホですね。
いやいや、でもLiteもかなりすごめ。Liteですが20MPのアウトカメラに、 FHD+の高品質なディスプレイ、ローエンドモデルながらも押さえるべき要素はしっかりと押さえている印象です。国内のライバル機としては「OPPO R15 Neo」あたりになってくるのではないでしょうか?
Source: Android Authority, HUAWEI Japan, Trusted Reviews