5G通信はまだですが、これぞ後付けの力。
さまざまなmoto modモジュールを合体させて機能を拡張できるmoto zシリーズスマホに、新モデルの登場です。Motorola(モトローラ)は8月2日(現地時間)、新型フラッグシップスマートフォン「moto z3」を発表しました。さらに注目すべきことに、次世代通信規格「5G」に対応するmoto modも同時発表されていますよ!
サイズはplayと同じ。中身が違う「moto z3」

まずmoto z3ですが、これは6月に発表されたミッドレンジ市場向けの「moto z3 play」とは異なり、ハイエンド向けなスペック。プロセッサは一世代前ですが、Snapdragon 835を搭載します。RAMは4GB。6インチ/アスペクト比18:9/1,080×2,160pxの有機ELディスプレイを搭載しています。ただしサイズと、ディスプレイのスペックはmoto z3 playと同じ。
メインカメラは1200万画素のデュアル仕様(moto z3 playは1200万画素+500万画素)で、フロントカメラは800万画素(moto z3 playも800万画素)。z3 playと同じく本体サイドに指紋認証センサーが搭載されており、顔認証機能も利用できます。バッテリー容量は3,000mAhです。
後付けで5G対応にできる「5G moto mod」

moto z3そのものよりも、こちらのほうが面白いんじゃないでしょうか。
スマホの発表に合わせて、今回はmoto zシリーズを後付けで5G通信に対応させる「5G moto mod」が発表されています。これは搭載されたSnapdragon製モデム「X50」により、Verizon(ベライゾン)の5Gネットワークが利用できるというもの。
5G moto modは2019年の予定。Verizonはまだ5Gサービスを提供していませんが、年内にアメリカの一部の都市で最初の5Gサービスを開始する予定です。
moto z3の価格は480ドル(約5万4000円)で、Verizonより8月16日から独占販売されます。
Source: motorola, Motorola Blog, Verizon, 9to5Google, The Verge