体当たり科学実験、いくぜ。ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン...貴ガスによる声色の違いはこれだ(動画あり)

  • author 塚本 紺
体当たり科学実験、いくぜ。ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン...貴ガスによる声色の違いはこれだ(動画あり)
Image: Cody's Lab/YouTube

*真似はしないでください。

ヘリウムと聞いて思い浮かべるのは吸い込んで声が変わるヘリウムガスです。実は年々様々なテクノロジー分野における需要が高まっており、希少価値が高まっている貴重なガスなのです。ヘリウムガスは空気よりも軽くて密度が低いため、声帯から伝わってくる振動(=声)が通常の空気中よりも早く伝わります。それによって声が高く聞こえるという現象が起きます。

ということは、です。ヘリウムガスでなくとも、のどに充満している気体の重さ・密度が空気と違っていれば声が高くなったり低くなったりして聞こえるわけですね。ガス自体は無害とされているのと、声がドナルドダックのようで面白いためヘリウムガスがパーティグッズとして普及したわけですが、他の気体でも声を変えることができると。もちろん、ヘリウムガスは酸素を含まないので、ヘリウムガスを吸い込むことで酸欠になる可能性はありますのでそこは注意が必要です。

なるほど、勉強になりましたね。

貴ガスを実際に吸い込んでみた

で、終わらないのがYouTubeの世界です。体当たりで科学実験を行うYouTubeチャンネル、Cody's LabのCodyさんは、なんとヘリウムガスを含むほぼ全ての貴(希)ガスを吸い込み、声がどう変わるかを実験したんです。

Video: Cody's Lab/YouTube

当然ですが、真似しないでくださいね。準備したのはヘリウムネオンアルゴンクリプトンキセノンの5つです。第18族元素の中でも「ラドンは放射性なので残念だけど、吸い込みません」と固体のサンプルを用意しています。

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Image: Cody's Lab/YouTube
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Image: Cody's Lab/YouTube

風船にそれぞれの貴ガスを充満させて、どれくらい重たいかを落下させてデモンストレーションする様子はしっかりと科学実験してしますね。そしてメインの(人体)科学実験は声の変化です。声だけを聴き比べたい方は、ヘリウム(4:24)、ネオン(4:47)、アルゴン(5:28)、クリプトン(6:11)、キセノン(6:57)にスキップして再生してください。11:12からは連続して聞くことができます。

ヘリウム、ネオンは声が高くなっていますが、アルゴン以降は低く、まるで映画やアニメの悪役のような声になります。クリプトンの後はCodyさんが笑いが止まらなくなって「ちょっと手がしびれてる」と言っているのが非常に心配です。

これまでもCody's Labでは高速道路の砂埃からプラチナを取り出したり、重水を飲んだり、液体の水銀の上に立つ、といった実験で身体を張ってくれています。科学好きなギズモード読者の皆さんも、真似はせずにビデオ視聴で留めましょう。

Source: Breathing all the Noble Gases/YouTube

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