新たな市場を作り出しそうな予感が。
スマホやタブレットだけじゃない。ノートパソコンにもドローンにもジンバルにもプロジェクターにも浄水器にも電力をプレゼントしてくれるOmnicharge(オムニチャージ)のモバイルバッテリー。僕も「Omni 20」を使っています。タフかつ安全第一な設計で、軍隊や病院などでも使われているバッテリーです。
容量を軸として考えると、Omni 20はコスパ悪し。AC出力を持つ20,400mAhのモバイルバッテリーで約3万円ですから。でも、どのような環境でも安定して電力供給ができるからこそプロフェッショナルからの支持を得ているんですね。
Omniからさらにテンション上がるバッテリーきた
新型の「Omni Ultimate」も凄いですよ。最大の特徴はモバイルバッテリーでありながら、40,300mAhのバッテリーボックス部分が交換可能になっているんです。

電力を管理するコントローラー部分は使い回し、酷使したバッテリー部分は新しいものに変えていく。ながーく使っていきたいアイテムであれば、この仕様は歓迎すべきでしょう。

出力ポートの多さもポイントの1つ。まずは最大120WのACコンセントでしょ。

最大60W出力に対応したUSB-Cが1つと、USB-Aが2つでしょ。出力電圧を2-70Vの間で自由に設定できるDCポートでしょ。この備えあれば嬉しいな感がたまりません。
高いけど、隅々までプロ仕様
Omni Ultimateの充電環境もまた面白い。給電元の電圧は5Vでも12Vでも32Vでもおっけー。みなさんのおウチのジャンク箱のなかで眠っている19.5VのACアダプタのプラグをブッた切って、Omni Ultimate用のプラグにつけかえちゃえばオッケー。
コネクタの径と極性さえあっていれば、他の機器のACアダプタでも太陽光パネルでもなんでもイケるんです。総受けです。
防水防塵ケースで、真夏日でも真冬日でも使える「Omni Ultimate」。Indiegogoでは日本時間で9月4日からプロジェクト開始の見込み。アーリーバードなプライスは50%OFFの299ドル(約3万3000円)。…ということは、標準価格は598ドル(約6万6000円)。高! でもその価値はあるでしょうね。
Source: Omnicharge