アメリカ海軍「くらえ! スライム攻撃!」

  • 10,100

  • author 岡本玄介
アメリカ海軍「くらえ! スライム攻撃!」
Image: somsak nitimongkolchai/Shutterstock.com

うわぁ、これはちょっとヤだなぁ。

戦艦に積む重火器といえばミサイルやらレールガンやらと、破壊的なものがアレコレありますよね。しかし食らったらベットベトになるスライム弾なんて……聞いたことあります?

実はアメリカ海軍が敵の船を停止させる兵器として、本気で開発しているようなんです。

DIGITAL TRENDSによりますと、スライム弾はヌタウナギのヌルヌルを参考にした人工的なスライムを装填するんだとか。研究を担っているのはユタ州立大学の生物学部とのこと。

どれほどの威力になるのか、実際にたった1匹のヌタウナギが生み出す粘液の量と濃さにビックリしてみるとしましょう。

Video: Acorn UKDVD/YouTube

ホンの数秒でローション風呂になってしまいましたね。ヌタウナギの粘液は、敵から逃げたり、捕食時に放出するもの。それに獲物を窒息させる効果もあるんですって。ちょっとした生命の神秘を感じますが、アメリカ海軍はこれを敵の動きを封じるべく兵器化するわけです。

現在の海軍は敵の船を停止させる手段として、空気圧でプラスチック製のロープを飛ばし、ボートのスクリューに絡み付く兵器を使用しています。それを踏まえて、彼らが新たな手段として思い付いたのがクモの糸のようなイメージでした。そこでユタ州立大学では、大腸菌のタンパク質を利用してケラチンを人工生成し、糸状の粘着繊維を作る研究を始めたのです。以上を統合すると、ネバネバでクモの巣みたいなネットランチャーになるんでしょうか?

ちなみにスライムはプロテイン由来のものなので、海を汚染しないとのこと。これからは領海を犯す不届き者や密漁者などを、エコロジカルにベットベトのヌルッヌルにする日がやってきそうです。ヤラれたらメンタル的にもダメージを食らいそうですね。

Source: DIGITAL TRENDS, YouTube

gather round 特集ページ

こちらもおすすめ