カイリー・ジェンナーも言ってたもん。
Snapchat(スナップチャット)といえば若者の象徴。10代はみんな使ってるマスト・アプリ。というのはもう過去の話。今年にはいって、急激にその存在感が薄くなっています。第2四半期収益報告にて、Snapchat史上初となるユーザー減少が明らかになりました。
元凶はデザイン
今年初め、ユーザー数ピーク時には1億9100万人いたデイリーユーザーですが、6月末までに300万人を失う結果に。Snap Inc.のエヴァン・シュピーゲルCEOは、デイリーアクティブユーザー数は2%減少するも、月間アクティブユーザー数は増加していると強調していますが、ユーザーがSnapchatを使う頻度が減っているということで、だから大丈夫って話ではないわけです。
ユーザー数の伸び悩みは、Snapchatを運営するSnapにとっては、常に悩みのタネでした。が、ここにきて伸び悩みではなく減少というより大きな問題に直面。Snapにとって、終わりの始まりとも言えるのは、今年初めに行なったデザインリニューアル。新デザインが大不評で、元のデザインに戻せと署名活動が行われるほど。120万を超える署名が集まっています(目標署名数は150万)が、今のところデザインの再変更は予定されておらず。
そしてライバルが強すぎる!
いや、そもそもね、伸び悩んでいるSnapchatの横を、とんでもない勢いで駆け抜けていったライバルの存在が何より大きいですよ。Instagramのストーリーズ機能ですね。グラフにすると一目瞭然!
$SNAP lost 3 million daily active users in Q2, here's how it now compares with @instagram Stories' daily users. pic.twitter.com/ZWvGvfD4KL
— Recode (@Recode) August 7, 2018
IGTVまで出てきて、今後どれだけ影響を与えることでしょう…。どれだけ差をつけられてしまうことでしょう…。
若さの象徴だったSnapchat、しかし移ろいやすいのもまた若さ。
Source: Snap Inc.