スマスピの宿命、それは初期設定。
オーディオメーカーのSonos(ソノス)が日本に初上陸しました。ついさっき先行販売が行なわれていたBEAMS 原宿で、ギズモード編集部は早速スマートスピーカーの「Sonos One」をゲットしてきましたよ。
さーて、楽しいSonos One体験…の前に待っているのが初期設定です。スマートスピーカーって、電源をオンにしたらすぐに使えるわけではなく、Wi-Fiの接続やユーザーアカウントへのログイン、さらには初期アップデートなど、ちょっと面倒な過程を踏まなければいけません。
そこで! Sonos Oneを手に入れたら、まずはじめに行なうセッティングを簡単に説明していきますよ〜。
その1:アプリをスマホにインストール

まずはじめに、スマートフォンでSonos Oneをコントロールするためのアプリをインストールします。アプリはAndroid/iOSどちらも対応していますよ。インストールが完了すると、チュートリアルとともにセットアップ画面がスタート。ここからは、スマホを見ながらナビに従って設定を進めていきましょう。
その2:SONOSでアカウント作成
アプリでは最初にマイアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードを入力して、確認メールが届いたら登録完了。その後、電源に接続したSonos Oneの背面にある無限大マークのボタンをタップします。じゅんわりした起動音が鳴って、ちょっとグッとくる…。

その3:アクセサリ設定からWi-Fiを接続
画面は次に、Sonos OneのWi-Fi接続へ。手持ちのスマホがWi-Fiに接続されている場合、ワンタップでスマホを経由して同じWi-Fiにすんなり接続してくれました。ネットワーク名やパスワードはいちいち入力しなくてオーケー。
その4:場所を指定

Wi-Fiを接続したあとは、オフィスやキッチン、リビングなど、Sonos Oneを設置する場所を指定します。今回はオフィスでセッティング。ここまでは、ほかのスマートスピーカーとそこまで変わらない基本的な流れですね。この手順まで完了したら、スピーカー側のアップデートが始まります。ここで2〜3分くらい待機。
その5:ビームフォーミングの準備!
次は、Sonos Oneの醍醐味でもあるビームフォーミング再生「trueplay」の設定に入ります。スピーカーのビームフォーミングとは、空間を把握して音の指向性を高める機能のこと。「trueplay」でバッググラウンドのノイズ状態を設定することで、Sonos Oneを置く部屋にぴったりフィットした音を届けてくれます。
バックグラウンドノイズの設定では、はじめにスマホを逆さにさせられます(スマホに表示されている画面が急に上下反転するというUIデザイン!)。これは、スマホのマイクを空間の認識に利用するため。

その後、チュートリアルでお手本を見せてくれるお姉さんに従って、スマホを上下にゆっくり振りながら、スピーカーを置いている部屋を歩き周ります。Sonos Oneが割とデカめのセットアップ音を流して、スマホのマイクがその音を拾ってくれる仕組み。
この過程、意外と難しかったです。スマホを振るスピードが速すぎたり、周りで人が喋ってノイズが入ったりするとエラーを起こしてイチからやり直しすることに…。静かな環境で超慎重に、ゆっくり振るのがコツです。ちなみに私、これでオフィスを3周しました。
その6:「trueplayセッティング成功!」したらいよいよ完了
最後に、音楽アプリのアカウントを連携させればいよいよセットアップ完了。利用できる音楽サービスはApple MusicやSpotify、さらにAmazon Musicなどなど。利用可能なサービスがずらっと表示されるので、自分の愛用しているものを選びましょう。
やっと初期設定が終わりました! Apple Musicをスマスピそのものに連携できるのが地味に嬉しい。ちなみに、空間をきちんと把握させているため、位置や場所を変えるときはもう一度「trueplay」のバックグラウンドノイズ設定が必要になります。よっし、今から何聴こっかな〜。
Source: App Store, Google Play Store, Sonos