コミック×アニメーションがカッコいい。
今まで見たことないタイプの映像が満載の予告編で大きな注目を集めたCGアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』。先日のサンディエゴ・コミコンの会場で、io9が監督二人に行なったインタビューの動画が公開され、その斬新なビジュアルが生み出された舞台裏について語りました。
ドリームワークスのCGアニメ映画の脚本家としても知られるボブ・パーシケッティ監督はこのように語っています。
ボブ・パーシケッティ「原典であるコミックを見て、その表現を映画のスクリーンに落とし込めないかなと考え、そのアイデアを原動力に製作を始めました。それから約1年をかけて試行錯誤の末にカッコいい10秒の映像を生み出せました」
映像のスタイルを確立するまでにかなり時間をかけていた様子。その甲斐あってかなり映像はカッコいい。先日、新たなシーンも画像という形でEntertainment Weeklyに掲載されましたが、こちらも3Dアニメなのにやりすぎくらいにコミックっぽく、ポップで素敵。
また、共同監督のピーター・ラムゼイによると、今作ではピーター・パーカーことスパイダーマンはすでに有名人であり、今作の主人公であるマイルズ・モラレスはピーターと同じようにクモに噛まれたことで、彼の後継者として活動を始めるという展開になるとのこと。
これはコミックのマイルズ・モラレスのストーリーに限りなく近い印象。新しい方の予告編を見る限り、コミックと同じく並行世界からやってきた別のピーター・パーカーと出会うことになる様子。コミックではなかなか入り組んだ展開だったものを、どう見せてくるのかも気になるところ。
ちなみに、サンディエゴ・コミコンの会場では会場限定の映像が公開されたらしく、こちらもかなり素晴らしい内容だったとのこと。(全く同じものではないにせよ)いずれYouTubeでも正式に公開されると思うので、そちらも早く見てみたい……!
映画『スパイダーマン: スパイダーバース』は日本では2019年公開予定!