NASAの新衛星TESSが系外惑星の探索を開始

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  • author Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
NASAの新衛星TESSが系外惑星の探索を開始
Image: NASA's Goddard Space Flight Center via NASA Goddard Space Flight Center

何を見つけてくれるのか?

最近では火星の地底に塩湖を見つけたとか、土星の衛星タイタンの大気下は美しい惑星だったとか、現在私たちが親しまれている惑星について、より詳しい調査が進んでいます。でも、広い銀河にはまだまだ我々が知らない星のほうが多いですよね。

NASAは、MITとタッグを組んでまだ見知らぬ惑星を探すトランジット系外惑星探索衛星TESSを開発しました。

Video: NASA Goddard/YouTube

地球を周回するTESSの任務期間は2年。2018年4月18日、Space Xが打ち上げたファルコン9に搭載されており、すでに20万個の星を捉えた初画像が到着しています。

TESSを紹介する動画によると、縦横24度の角度が見渡せる16.8メガピクセルのセンサーが4機搭載されており、縦に96度の広範囲を一気に撮影することができるんだそう。宇宙空間ではその場で13回にわけて少しずつ自転し、1方向につき27日間をかけて撮影を繰り返します。南半球を一周撮り終えたら、今度は上下反転して北半球を撮影。それにより、TESSの周囲85%の空間を撮影することが可能になっています。

カメラの性能は、 300光年先にある20万個以上の星を観測できると言われており、これはケプラー望遠鏡より350倍の広範囲で撮影することができます。撮影の様子は、2021年3月に打ち上げ予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で観察することができるとのこと。

ここから、さらに多くの星々を見つけ出しせるかもしれませんね。もしかしたら、赤色矮星トラピスト1や恒星プロキシマ・ケンタウリに、植民地を作られるスポットを発見できるかもしれません(たどり着けるかどうかは別)。さらには、地球外生命体の存在も見つけられるかも?

Source: YouTube via NASA

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