こちらの記事はライフハッカー[日本版]からの転載です
Touch Bar付きのMacBookを持っているほどお洒落で、バーチャルキーに抵抗がないあなたなら、Touch Barのカスタマイズに挑戦したことがあるかもしれません。かつての固定ファンクションキーを忘れられず、アプリ固有のカスタマイズをあきらめた人もいるでしょう。
macOSにデフォルトで用意されているカスタマイズは限られていますが、Touch Barはほかにも便利なことがたくさんできるのをご存知ですか?
Lifehacker US読者のjsimonさんオススメの『BetterTouchTool』というアプリなら、Touch Barを自分の思い通りにコントロールできます。
詳細をお伝えする前にひとこと。このアプリは有料で、6.5ドルかかります。いつもならできるだけ無料のアプリを紹介するのですが、BetterTouchToolはとても便利で、出費に見合う価値があると思いここに紹介することにしました。
45日間の無料トライアルも可能ですので、フルバージョンへの投資をを決めるまでに十分な時間があります。
BetterTouchToolでできること
まずは、アプリをダウンロードしてインストールします(ダブルクリックして画面の指示に従うだけで、システムのアクセシビリティAPIへのアクセス権が付与されます)。次に、アプリの「Preferences」画面トップにある「TouchBar」セクションをクリックします。
Touch Bar向けボタンの新規作成は非常にかんたんです。まず、適用するアプリを選びます。共通で使うなら「Global」を選びましょう。
そして、「Preferences」画面下部の「+TouchBar Button」オプションをクリックします。あとは、キーボードショートカットまたはその他のアクションをボタンに割り当てるだけでOKです。

Touch Barにバッテリー残量やシステムクロックなどのウィジェットを割り当てることや、プログラムごとに表示をカスタマイズすることもできます。
自作ボタンを追加すると、各アプリのデフォルトオプションが使えなくなってしまいます。それと、たとえばChromeを開いているときに表示するボタンを「インポート」することはできません。
該当のアプリでボタンをカスタマイズする際に、再度作成しなければなりません。
BetterTouchToolの設定オプションも知っておくと便利です。ウィンドウ右上の「General Touch Bar Settings」ボタンの下にあります。
Control Stripの表示/非表示(表示する条件)、アプリ固有アクションと共通アクションのどちらを優先するかなどの詳細設定ができます。

アプリごとの詳細設定も可能
左のサイドバーにある「App Specific」ドロップダウンボタンをクリックすると、アプリごとの詳細設定も可能です。
BetterTouchToolは、一見するとややこしく感じます。自分の想像力に限界があると思うときは、他人の力を借りましょう。
Source: folivora