お高い?安い?
今年の新型iPhoneの中でも、最上位モデルに位置する、「iPhone XS Max」。日本価格で12万4800円からという超高級端末ですが、TechInsightsの分析によればその推測製造コストは443ドル(約5万円)になるというのです。
今回の分析は、中位モデルとなる256GB仕様の報告です。同モデルはアメリカでは1,249ドル(約14万円)で販売されているので、その原価率は約35%という計算になります。
なお部品コストの詳細を見ていくと、やはり6.5インチの有機ELディスプレイが大きな割合を締めているそうです。こちらの推定コストは80.5ドルと、意外にも「iPhone X」のディスプレイ部品よりも3ドルお安いそう。また、3D Touchセンサーのコストも削減されています。
その他のお高いパーツは「A12プロセッサ」やギガビット仕様のLTEモデム、大型バッテリー、メモリ、非電子部品などなどとなっています。
なお、Apple(アップル)が製造コストの残りの約65%をまるまる儲けているわけではなく、開発費用や配送費用、広告費用などを考慮する必要があります。それでも、iPhoneがアップルの収益の大黒柱であることは間違いありません。
Source: Apple Insider