どんな大人になるんだろう。
2年間に渡ってApple(アップル)のシステムを数回に渡ってハッキングし、盗んだ情報を「hacky hack hack」という、誰がどうみてもアウトな名前のフォルダーに保存していたオーストラリアの少年(犯行当時16才)。その少年が、現地時間の9月27日に有罪判決を免れたのだそうです。
少年はAppleのセキュア・コンピューター・ネットワークを複数回ハッキングし、90GBもの顧客情報や機密ファイルを盗んだ罪で刑事告訴されていました。
Appleの従業員になることを夢見ていたという少年は、ハッキングしながらAppleで働いている気分を味わっていたのだとか。Bloombergによると、少年は十分に反省しており法執行機関に協力的であることから、8カ月の保護観察処分を言い渡されたとのこと。その際、判事は青年に「あなたの犯した犯罪は深刻です。大規模な多国籍企業のセキュリティに対して、持続的で洗練された攻撃を仕掛けたのです」と話したそうです。
メルボルンのニュースサイトThe Ageによると、現在19才になった少年は大学に入学しており、そこで犯罪学とサイバーセキュリティを学ぶそうです。