本筋以外が気になってしまうこと、あるじゃないですか。
幕張メッセで絶賛開催中の東京ゲームショウ2018。今年も大小様々、新旧様々なタイトルが出展されているのですが、主役はゲームといえどそれをプレイするのは一体Who? そう、人です。
いくらゲームが面白いとはいえ、プレイする人が健康でなければ何もかもがバッドですよね。というわけで、ゲームそのものではなく、ゲーム体験に何かしら付与するブースをいくつか紹介します。
あなたのメガネに力を

こちらの「KAZU PLANNING INC.」というブースはメガネ屋さんなんですが、ゲームについて本気で考えたメガネ「GODEYE」を出展していました。メガネって、かけたままヘッドフォンをするとツルがこめかみを圧迫して痛くなることがあるじゃないですか。そこで、このギミックです。

ボタンを押すとツルが上下に分離して、イヤーパッドを避けてくれるんです! なんだこのギミックは、最高かよ!

ヘッドフォンと合わせて装着するとこんな感じ。ツルの先は自由に曲げられるので、側頭部に引っかけることもできます。当然、この状態でヘッドフォンをすれば、こめかみが痛くなることはありません。分離の感触がまた良いんですよ、バチッて感じで。
「イージスの盾」という、絶対防御感がすごい名前のレンズも展示されてました。透明さを保ちつつも、ブルーライトの中でも特に有害性の高いHEV成分をほとんどカットしてくれるという優れもの。展示されていたデモでは、レンズの色は全然イエローが入ってないのに、僕が使ってるイエロー25%入りのブルーライトメガネより光をカットしてたんですよね。すごくない?

「GODEYE」は、eスポーツなどの本格的なゲーマーのために開発されたメガネですが、ヘッドフォン+メガネという場面であればどこでも活躍してくれると思います。普段使いもできますし、デザインも無二のギミック感ですし、むしろ実際にギミックがあるし。そういう意味でも推したいです。これ、ほんとかっこいい。
ゲーマーのためのメディカルトレーナー

本格的にゲームに向き合うとなると、目や肩、腰などに、結構な負担がかかってきます。大阪を拠点に活動するWorld Player Projectは、そういったプロゲーマーのためのメディカルトレーナーチームを組織。元々はスポーツ選手のトレーナーをしていたのが、eスポーツの選手のケアも始めるようになったのがきっかけだそうです。

TGS2018では、お客さん向けに眼精疲労のマッサージを施術するブースを出展。約10分の施術で、首、眼、肩などをじっくりモミモミしてもらえます。このへんが凝ってるよーとか、仕事や生活リズムがどう影響してるかなどの話しも、フランクにしてくれました。

僕もモミモミしてもらいましたけど、もう、極楽かと。海外ではeスポーツの選手にはトレーナーがついて当然みたいな風潮があるらしいんですけど、実際6時間も集中してプレイしてると間違いなく目や肩にキますからね。肉体ケアの大事さを実感できました。整体、行こうかなぁ……。
最高の体験は、最高の環境から
より良い環境が、より良いコンテンツ体験を与えてくれるということ、あります。デスクチェアでおなじみバウヒュッテのブースでは、デスク秘密基地化計画(エヴァっぽいフォントで)と題した、何やらワクワクな展示が見られました。

寝ながらプレイ+2枚ディスプレイで脱力ゲーミングしたり。

ローチェア+曲面ディスプレイでだらっと楽しんだり(これが一番グっときた)。


レーシングコントローラー+キャスター付きローチェアだったり。などなどのゲーミング環境の展示がありまして、それぞれ総予算とパーツの組み合わせが配布されている冊子に記載されてるんですよね。なのでわりと現実的に感じられる。感じられてしまう……ッ!

ふくらはぎに血流を促すとプレイも冴えるとかどうとか。実際、ちょっとスッキリします。
いやー、「GODEYE」の分離ギミックにも驚かされましたが、まさか幕張メッセで天井を見上げながらマッサージをしてもらえるとは。こういうブースもゲームショウに出てるんですねぇ。奥が深い、ゲームショウ。
Source: KAZU PLANNING INC., World Player Project