80年前の名車がEVで復活。メルセデス・ベンツ「Vision EQ Silver Arrow」

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  • author 岡本玄介
80年前の名車がEVで復活。メルセデス・ベンツ「Vision EQ Silver Arrow」
Image: Mercedes-Benz

昨年のマイバッハとはまるっきり違うコンセプト。

1950年からカリフォルニア州ペブル・ビーチにて開催されているカーイベント、Concours d'Elegance(コンクール・デレガンス)。世界で最も美しい自動車が集結するこの会で、メルセデス・ベンツが一際美しいコンセプトEVを発表しました。

それが、1937年のW125から着想を得た「Vision EQ Silver Arrow」。美しすぎるその姿をとくとご覧あれ。

Video: Mercedes-Benz/YouTube

W125はレース中に時速300kmを超える記録を出していたため、最高記録に挑戦するべく改造され、1938年に時速432.7kmを達成したというモンスター・マシーン。未塗装のアルミボディーから別名「シルバーアロー(銀の矢)」の愛称を得たW125が、ベンツ内のEV専門ブランドEQによって復刻され、「Vision EQ Silver Arrow」と命名されたのです。

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Image: Mercedes-Benz

W125のつるっとしたコンセプトをVision EQ Silver Arrowでも受け継いでおり、レトロでもフューチャリスティックでもある絶妙に美麗なデザインですよね。

designboomいわく、ボディーはカーボンファイバー製で、ベンツのハイパフォーマンスブランドAMGでも多用されるアルビーム・シルバーで塗装しているとのこと。シームレスなデザインで全長は5.3m、タイヤ1本につきローズ・ゴールドに塗られた軽量アルミ製のスポークが168本使われています。

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Image: Mercedes-Benz

ひとり乗りの運転席はジェット機のコックピットのよう。革製シートとハンドルカバーが高級感を演出し、インパネはレースゲームのインターフェイスが映し出され、AIが操る新旧「シルバーアロー」とレースをするそうな。

最後に、Vision EQ Silver Arrowをデザインしたゴードン・ワグナー氏と、金髪美女が乗り込んで詳細をリポートする様子をどうぞ。

Video: Supercar Blondie/YouTube

なんとリモコン操作も可能とは!

パワーは550kWで750馬力。「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法」ことWLTPの試算では、航続距離は400km以上とのこと。メルセデス・ベンツなのはわかっていますが、未来のバット・モービルみたいですね。ここまで完成されているのに、市販されないのは超残念!

Source: designboom magazine, Mercedes-Benz

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