AppleとSamsung、スマホの性能低下問題で罰金を科せられる。その額、約6億4000万円

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  • author 塚本直樹
AppleとSamsung、スマホの性能低下問題で罰金を科せられる。その額、約6億4000万円
Image: Nebojsa Markovic / Shutterstock.com

少し前のケースですが。

OSをアップデートするにつれ、遅くなることの多いスマートフォン。こんな状況にNOを突きつけるべく、イタリアの公正取引委員会はApple(アップル)とSamsung(サムスン)に対してそれぞれ500万ユーロ(約6億4000万円)の罰金を科すとの決定を下しました。

今回の罰金は、AppleとSamsungで理由が異なります。

まずAppleは、iOS 10.2.1をインストールしたiPhone 6にてユーザーへの警告なく性能が低下したことが問題視されています。これは、使い込んだiPhoneの突然のシャットダウンを防ぐための対処でもありました。

さらに、ユーザーに対してバッテリー情報を提供しなかったことでも、Appleは500万ユーロの追加罰金を課されています。具体的には、標準寿命やバッテリーを長持ちさせるための手法などについての情報提供です。

一方Samsungは、「Galaxy Note 4」にてAndroid Marshmallow 6.0.1をインストールした際に、デバイスの負荷が上がりすぎ不具合が生じるケースについて罰金を受けています。この問題は一部のGalaxyユーザーにしか知られていなかったのですが、性能低下と同じく深刻な問題です。

現在のiOSでは詳細なバッテリー情報を表示すると共に、リスクを承知しながら「性能を落とさない」設定を選択できます。今回の罰金は少し昔のケースに対してのもので、現在は、各スマホメーカー、ユーザーに情報を開示する方向へと進んでいます。

Source: The Verge

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