ユーザーにとって、いいこと尽くめ!
そろそろApple Watchを使ってみようかな? 初代から使い続け、最新モデルにも買い替えたコアなユーザーならいざ知らず、購入へ踏み出せそうで踏み出せないって人も、まだ少なくありません。これといって、絶対にApple Watchを使わねばって、決意をするほどのポイントが、いまいち欠けていますだとか、あとやっぱり普通の腕時計と違って、常にバッテリーの持ちを気にして充電していかないといけないところがね…。
そんなまだまだ進化と改良の余地を残しているApple Watchですが、そこは十分にAppleも織り込み済みのようで、年々驚くような新機能の発表には乏しくなってきたスマートフォンやタブレットとは異なり、まだまだこれからも独創的なアイデアがやってくるのかもしれません。もっとも最近に明らかとなったのは、iDROPNEWSが報じた、Apple Watchのリストバンドの大改良です。なんといちいちディスプレイをチェックせずとも、リストバンドに表示される通知だけで、さまざまなステータスが確認できてしまうようになるかもしれませんよ!

米国特許商標庁(USPTO)への出願書類から判明したとされる新情報によると、Apple Watchのリストバンドへ、複数のLEDランプがセットで搭載される模様。これにより、たとえば、Apple Watchを万歩計の代わりに使っている人であれば、目標歩数のカウントに近づけば近づくほど、点灯するLEDの数が増えていくといった表示が可能。いちいちディスプレイに歩数を表示させずとも、リストバンドに目をやるだけでステータスチェックが完了しそうです。運動してないのが他の人にバレちゃいそう...
ほかにも、色合いや点灯間隔の違いから、やはりディスプレイをチェックせずともアラームや新着通知などが確認できたり。さらに便利なスマートウォッチと化していく可能性を秘めていますね~。
リストバンドと本体が、まさに一体化しているApple Watchの完成を急ぐ背景には、こうしてディスプレイではなくバンドのLED通知で済ませられる機能を増やすことにより、結果的に本体バッテリーの長持ちにつながるというメリットが大きいようです。ほかにも、すでに過去の特許出願書類で、リストバンドをモジュール化して交換バッテリーを搭載するですとか、各種センサー類やカメラレンズをバンド部分へ移すなどなど、なんとか本体のバッテリー消費や厚みを減らしたり、さらなる電源供給手段を確保したりするため、Appleが工夫を凝らそうとしている様子が伝わってきます。まだまだ進化し続けるApple Watchの次なる発表会が待ち遠しいですね。
Source: iDROPNEWS