「もー! 勝手に片付けないでよ!」なんて言えない、超親切なお片付けロボット #CEATEC2018

  • author 小暮ひさのり
「もー! 勝手に片付けないでよ!」なんて言えない、超親切なお片付けロボット #CEATEC2018
Photo: 山本勇磨

ただ動作を自動化するといったロボットでは済まなそう。

ただいま開催中のITの見本市、CEATECで話題になっている、Preferred NetWorksのお片付けロボットをチェックしてきました。お家で働く家事ロボットと聞くと、どうしてもヒューマノイド型を想像してしまうんですけど、こちらは全くそんなことなく形も動きも工業的

ゆっくりな動きがカワイイ

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Photo: 山本勇磨

申し訳程度に顔があるものの、ずんぐりした本体で、足はホバー。いやごめん、多分ローラー的なもの。かなり実用度にステータスを強めに振ったデザインとなっています。

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Photo: 小暮ひさのり

動作としてはシンプルで、床に落ちているオブジェクト(文房具やおもちゃ)をカメラで認識。本体のアームで優しくつまみ上げます。

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Photo: 小暮ひさのり

あら、これはペンだわ。と、ちゃんとペン立てにお片付け。モノの収納場所を理解しているのが賢いですね。ペン立ての中にはちゃんとペンを入れて、積み木を拾ったときはちゃんとおもちゃ箱へポイしていました。おりこうだ! 動くようすは以下よりどうぞ。

ゆっくりとした動きですけど、ちゃんとそれが何であるかを認識して、収納場所にきちんとしまっていました。時には…

こんなミスもするけどね。でもそれもまたなんか可愛らしい。あと個人的にヒットしたのが、モノをつまみあげた後に正面向いてドヤァするところ。

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Photo: 小暮ひさのり

キョロ・キョロ・ドヤァ! かわいい。

どこに片付けたか覚えていてくれる

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Photo: 小暮ひさのり

また、ロボットが認識している様子はiPadを使ってARとしてチェックできます。

なるほど、オブジェクトがどこに落ちているのか、収納する場所はどこなのか、カメラ(天井にも複数配置されています)をとおした画像認識によって、部屋の全景や散らかり具合のすべてわかっているわけですね。

さらには、「○○はどこにしまったの?」なんて聞けばちゃんと収納場所を教えてくれるんです。つまり、「もー!勝手に片付けないでよ! どこにしまったのかわかんないじゃん!」っていう心配がないわけです。

学校に行っている間にお母さんに勝手に片付けられていた…。という気恥ずかしさを味わったことがある人にとっては、こうしたロボットによるお片付けは願ったりなんじゃない?

お片づけロボのあとには、ルンバが走り回る。最高じゃない?

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Photo: 小暮ひさのり

この子たち、現在は登録したアイテムしか持てないようですが、ゆくゆくはディープラーニングでさまざまなモノを認識して、上手にお片付けできるようになっていくかもしれません。また、モノのコンディションなどを判断できるようになれば、消耗品だったり壊れていたら、ショッピングサイトで買い替えを促す。といったコンセプトも考えているみたい。え? めっちゃ便利じゃないですか?

彼らはただ単に、散らかった部屋を片付けるだけでなく、快適な暮らしのための住環境のトータルアシスタントとして。ゆくゆくは家庭へと迎えられるのかもしれませんね。

本やらオモチャやらリモコンやら、散らかして出かけていっても、このロボットが片付けてくれて、その後ルンバが自動的に走り始めて、帰ってくる頃にはいつもどおりピカピカのお部屋。いつ友達を招いても平気!

そういったレベルの未来でもいいので、早く来て欲しいものです。

Source: CEATEC JAPAN 2018

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