申し訳ないんですけど、日々の業務で使いたい!
CEATEC JAPAN 2018のカブドットコム証券ブースでは、VRを使ったトレーディングビューシステム「VR-Station」を体験できました。ディスプレイをたくさん並べる代わりに、VR/MRヘッドセット(デモではDell Visor)を使って、空間全域に株価情報やチャートなど、株式取引に必要な画面を並べるシステム。
株とか1ミリも興味ないんですけど、VRでキョロキョロしている人が居るブースが気になって、吸い込まれるように向かっていったら、ステキな出会いが待っていたのです。

仮想空間にはチャートや株価情報のウィンドウがズラァ〜っと並んでいます。モニターには自分の見える範囲しか表示されていませんけど、後ろのほうにもたくさんのウインドウが浮かんでいます。

眼の前に広がる情報量に圧倒されるライター小暮。思わず口も開きます。
これ、モニターを8台も9台も配置するよりも、遥かに省スペースで効率的ですね。体勢にも縛られなそうだし、すごく怠惰システムな予感。

しかもそれらの情報は、コントローラーを使って、ウインドウを好きな位置に移動できるんです。バックグラウンドに送る代わりに遠くに配置したり、注目したいウインドウは近くに引き寄せて大きく見たりもOK。
手元にウインドウを置けば、まさにモニターを眺めているような感覚になりますし、文字もそれなりにキレイに見えます。これって株とか抜きにしても、コンピューター用モニターの発展した姿として魅力的じゃないですか?
自分の手元に、ぐるーっと囲むようにウインドウを配置して電脳ワーク空間の完成。手元にキーボードがあれば、PC作業環境として完璧!
僕はヴァーチャルの世界で仕事をしたい。VRをかぶり、手元にはキーボードを備え、いつも周囲を見回している。サウイフモノニワタシハナリタイ。
Source: CEATEC JAPAN 2018