カショギ記者のダブルが街を歩くも靴を間違える。外相ついに殺害認め、砂漠のダボス会議にハックの嵐

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  • author satomi
カショギ記者のダブルが街を歩くも靴を間違える。外相ついに殺害認め、砂漠のダボス会議にハックの嵐
Image: CNN

もう何がなんだか…

ジャマル・カショギ記者失踪事件でサウジ外相がついに領事館内で記者が殺害された事実を認めました。

最初はムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MBS)の「領事館を出ていった」という説明で押し切る予定だったのですが、肝心の影武者がうっかり靴を履き間違えて領事館を出てしまい、映像の証拠能力がゼロになってしまったことがすべてのボタンの掛け違いのはじまりだったことが徐々にわかってきました。

しょうがないのでサウジ政府は「領事館内で乱闘の挙げ句の事故死」という苦し紛れの説明を続けていたのですが、トルコ現地紙は「領事館内で指と首を切り落とされた」、「楽曲を聴きながらの犯行だった」と伝えています。遺体がいつまで待っても出てこないことから、その説明も長続きせず、ついにはあらゆる作り話を放棄してしまったようです。いちおう皇太子の関与は否定していますけどね…。

おそまつな影武者

CNNが独占入手して週明けに公開した影武者の映像には、領事館に入ったときのカショギ記者とまったく同じジャケット、シャツ、パンツ、めがねを着用し、付け髭をつけてはいるものの、よく見ると「工作員Mustafa al-Madani」とわかる人物が写っています。

現代の監視カメラがここまで精密だとは思っていなかったんでしょうか。影武者は事件直後に領事館を後にし、イスタンブール一番の観光名所「スルタンアフメト・モスク」を盛んに歩き回り、市街の監視カメラにその姿を残していた模様です。

…がしかし、靴がカショギ記者のものと一致しません。まさか領事館の中で靴を履き替えたとも言えないため、「さすがのサウジアラビア政府も、公式声明でこの影武者の話は持ちだせなくなったようです」と情報筋の外交官がWashington Postに語っていますよ。

「砂漠のダボス会議」のサイトがハックされる

現地時間23日から開催される投資会議「砂漠のダボス会議」は欠席者のオンパレードで、もう残っているのは10兆円のビジョン・ファンドにコミットの孫正義氏ぐらいです。ソフトバンクが筆頭株主を務めるUberのCEOは真っ先に欠席に名乗りを挙げましたが、「様子眺め」と記者団に話していたソフトバンクCOOも出席を見合わせることを決めました。

週明けの月曜には公式ウェブサイトが一瞬ハックされ、殺されたカショギ記者に刃をかけるMBSの画像一色に…。

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Future Investment Initiative - Screenshot

出るも地獄、やめるも地獄、ですね…。

Sources: Washington Post, CNN, Newsweek, New York Times

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