我らがゴジラ、ついに星座になる。
12星座に代表されるように、大小さまざまな星を繋いで絵にした星座たち。大宇宙にロマンが広がりますが……このたび、もっと斜め上からロマンが広がるゴジラ座が誕生しました。
ほかにも『マイティ・ソー』のムジョルニア座や、『超人ハルク』のハルク座などなど、ギリシャ神話とは程遠く、私たちにもっと身近なエンタテーメントの登場人物らが星座として認定されたのです。
NASA認定のキャラ星座
それらを認定したのは、なんとあのNASA。PRTIMESに、以下のような説明があります。
フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を搭載した観測衛星の打ち上げ10周年と、人間の肉眼で見える星の数に匹敵する3,000以上の天体を発見したことを記念して新たに作成された、「ガンマ線天体を線で結んだ22星座」になります
ゴジラ座が誕生したのは、ブラックホールなどの高エネルギー天体の周囲で発生している、ガンマ線粒子がジェット状に光を放つ「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象が、ゴジラが放つ放射熱線とソックリだから、とのこと。

日本が誇る『ゴジラ』が星座の仲間入りを果たすだなんて、ファンじゃなくても嬉しくなってしまいますね。
ほかにも富士山座、『スター・トレック』のエンタープライズ号座、星の王子さま座、シュレーディンガーの猫座、アインシュタイン座などなど有名だけどちょっとマニアックなものが認定されています。ぜひとも特設サイトにて、マウスでグリグリ回して見つけてみてください。
ちなみにですが、フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡は、ガンマ線パルサーの姿も捉えています。ゴジラ座が誕生したのも、この望遠鏡のおかげと思うと親近感が湧きますね。その功績を讃えて、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡座もありますよ!