U12+とスペック同じならちょっと欲しいのだが…。
HTCが今年5月に発表した、ブロックチェーン技術を盛り込んだスマートフォン「EXODUS 1」。こちらがとうとう予約受付をスタートました。12月に出荷するみたいですが、残念ながら日本ではまだ予約できません。
そもそもブロックチェーンスマホは何ができるの?
EXODUS 1の特徴は、ブロックチェーンに特化していることでしかないのですが、具体的にはスマートフォン自体が仮想通貨を保存するウォレットになります。
仮想通貨を保存するには「Zion Wallet」というウォレットを使いますが、これはAndroid OSとは隔離された場所に搭載されているようです。いわゆるインターネット通信とは切り離した、オフラインのコールドウォレットというもので、暗号通貨のキーやトークンを安全に保存できます。さらにこのスマートフォン自体が、ブロックチェーンのノード(分散台帳を支える端末)にもなります。
また端末を紛失したときには、キー管理アプリをダウンロードした友人の助けを得ることでリカバリできるという、なんともブロックチェーンらしい運用もできます。
端末はHTC U12+ゆずり
ようやくですが、本体スペックも公式サイトで発表されています。今年に発売されたフラッグシップの「HTC U12+」とほぼ同じ。デザインも似ていますよね。
6インチのディスプレイ、Snapdragon 845プロセッサ、6GB/128GBのRAMと内蔵ストレージ。ギュッと握ってランチャーなどを起動できる、Edge Sense 2も搭載していますし、カメラもちゃんと1200万画素(広角)と1600万画素(望遠)のデュアル仕様です。
EXODUS 1は0.15BTC(ビットコイン)、あるいは4.78ETH(イーサリアム)で購入できます。というか、むしろ法定通貨では買えません。今後の仮想通貨市場の成り行きによっては、めちゃくちゃ高くなる可能性もありますし、安く買えるかもしれません。
Source: The Verge