蜘蛛の糸を登って、登って。蹴り落として?
今回発表されたMacBook AirとMac mini。どちらも、最近とんと話を聞かなくて、このままディスコンなのかなぁ…? なんて一抹の不安を抱えていました。個人的にはMacBook AirはIntel Macになってから初めて買ったMacなので思い入れもありますし、Mac miniはなんかminiモノ好きとして見離せなくてね。
でも、蓋を開ければ、地獄に落ちる寸前でパワーアップして復活!というドラゴンボール的な強化だったわけです。もしかしたらどこかの誰かがボール7つ集めて願ってくれたのかもしれません。

Mac miniの復活劇は、正直諦めていただけに本当に予想外で思わず腕を振り上げました。
同じくアップデートされないiPad miniと一緒に、miniが付くものはこの後消えゆく定めなのだ…。という嫌な未来を予見していたんですけど、まさかの大復活劇!
最安モデルで8万9800円、その上になっても12万2800円とお値段もお手頃ですし、やる気になればスペックモリモリにできますし! まさにMac miniは可能性の獣。せっかくなので、Appleには早めにThunderbolt 3ディスプレイを出して欲しいものです。

一方でMacBook Airはあまり驚きがありません。「コイツは登ってくるだろうな、この糸を!」って思ってたんです。
Airは、「安くて選びやすいよね、社用PCとしてMacがほしいな!」というニーズを満たす存在なので、Apple的にはどう考えても無くすわけにはいかない子。「君のこと、しばらく目をかけてなかったけど、本当はすごく大事にしていたんだ。君が居ないとダメなんだ」って存在だと思います。
…う〜ん、こう言うと、行く末に不幸しか見えないタチの悪い口説き方をされているみたいだ。
でも、個人的には遅いか速いかは別として、アップデートされるというのは予想していました。そして今回の結末はこうなりましたけど、MacBook 12インチと統合されるという未来もあったと思うんですよね。
結果Airブランドが残ることになったわけですが、ここでまた不安の種が生まれました。この子、地獄から這い上がってきて、今度は12インチちゃんを蹴り落とそうとしているの…?
…な〜んてね? まさかね?ハハハハ…。いくら12インチちゃんと同じくRetinaになって、拡張ポートも2つあってAirの方が圧倒的に便利だからって…ね?ね?
「地獄からの使者Mac Book Airッ!」
空耳だよ、空耳…ハハハハ。
Source: Apple