ハロウィーンのイタズラ用…ではありません。
皆さんはスマートフォンにアクセサリーを付けていたりしますでしょうか? ケースをつけて落下時に壊れにくくしたり、ストラップをつけたり…といったくらいが一般的なところかと思います。
でももっとOSやアプリと連動してアクティブに動かせるアタッチメントがあっても、良いのではないでしょうか?
そこで考え出されたのが、Marc Teyssier氏が作った「MobiLimb」。電源供給部に合体させるロボットフィンガーです。誰かが連絡してきたら机をコツコツ叩いて知らせてくれるなど、これまでになかった機能をスマートフォンに付け加えることができます。
hackster.ioによると、指先にLEDを着ければ自ら動くライトにもなり、ペンを持たせればお絵描きも可能(腕前はさて置き)。視力の弱い人が使えば、ロボ指が自分の手をタップしたり撫でたりする動きで、何らかの状態を知ることにもなります。画面からロボ指も操作できますし、逆に指から画面を操作することもできます(!)。インタラクティヴ性を備えたデバイスであり、創意工夫次第で可能性は無限大です。
ちなみに、スマホスタンドやグリップとしても使え、スキンを被せればバーチャル猫のしっぽや、人の指のようにもなってしまうんです。
MobiLimbはアルドゥイーノ・プロ・マイクロと3D印刷された指から作られ、5つの小さなサーボモーターが内蔵されているだけでなく、感知センサーも搭載。指の表面を撫でることでも何かしらのインプットが可能になっているのです。
スマートフォンは優秀な頭脳を持っていますが、これを核に優秀な身体を手に入れると、使い勝手がますます良くなる…のかも? 見た目はスマホに生えた指そのものと超絶シュールですが、スマートフォンがフィジカルなパーソナル・アシスタントになっていくような、新機軸の発想な気もします。
Source: hackster.io, vimeo via Marc Teyssier