ハリウッドにも私が来た!!
日本だけでなく海外でも人気を博している漫画/アニメ『僕のヒーローアカデミア』。これがハリウッドにて、レジェンダリー・ピクチャーズが実写映画化するとDeadlineが報じています。
『僕のヒーローアカデミア』とは
堀越耕平さんが描く本作品は、2014年から週刊少年ジャンプで連載が開始されました。
マーベルやDCなどアメコミ要素を採り入れた描写で、“個性”という超人能力を持つヒーロー見習いの高校生たちが繰り広げる、アクション満載の学園モノ。生徒ひとりひとりの成長や、ヴィランたちとの激突、社会と善悪ヒーローの関係性などなど、見所が満載となっています。
これが少年ジャンプで伝統的な「友情・努力・勝利」のモットーを体現しており、斬新な和製ヒーロー漫画として世界でもウケているわけです。
制作について
実写化について、脚本家と監督については発表がまだないようです。
ですがプロデューサーは『GODZILLA ゴジラ』から続くハリウッド版ゴジラ映画を手掛けるアレックス・ガルシアと、『パシフィック・リム:アップライジング』のジェイ・アシェンフェルター、そして集英社の頼富亮典さん。日本の配給は東宝ということは明かされました。
レジェンダリーの動向
レジェンダリー・ピクチャーズは現在、実写版『名探偵ピカチュウ』と新『パシフィック・リム』の制作が終わりに差し掛かろうとしています。
ほかにもクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』映画に、ザック・スナイダー監督の『ウォッチメン』、『ジュラシック・ワールド』、『ウォークラフト』、それに新たな『ゴジラ』と『キングコング』シリーズも作っています。
期待と不安
ハリウッドで漫画やゲームの実写化というと、どうしても『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』にはじまり、『ドラゴンボール・エボリューション』や『Death Note/デスノート』など、アレな結果に終わることが多いんですよね。主人公たちは愛らしく、オールマイトは劇画調(しかも本当の姿は病弱で吐血ばかり)という、とっても実写に向かないキャラクターがテンコ盛りです。
VFXはハリウッドなので期待できますが……とりあえずは、俳優陣が発表されるまで判断するのは待ちましょうか。
Source: Deadline