真にテクノロジーが息づく世界はこうなるのかも。
Kickstarterにて、家庭のスマートハブとなる木製デジタルディスプレイ「mui」がキャンペーンを実施中です。クールで無機質なガジェットとは一線を画す木のぬくもり、それでいて表面に浮かぶはデジタルの表示。このコントラストは、なかなかにグっときます。
「mui」は、壁掛けで使うスマートハブ。タッチ操作でスマート照明やエアコンなどのIoT家電と連携したり、内蔵されたマイクとスピーカーで外の端末に声を届けることもできます。IFTTTに対応しており、TwitterやAlexa、Google Home、音楽再生などなどとも連携可。

デジタル表示が木の表面に浮かび、さらにタッチで操作できるというのは、なんとも不思議な感覚です。インテリア的でありながらも、スマートハブという家電的仕事もこなす。専用アプリで、天気予報や時計、メッセージなど、何を表示させるかも選択できます。
SNSやゲームのように、スマホに代表されるテクノロジーに入り浸り過ぎると、いらぬ情報を摂取したり、大事な人との対話をおろそかにしがちです。「mui」は壁掛け家具のように部屋になじみつつ、かつ人が引き立つコミュニケーションツールが欲しいという想いから生み出されました。僕も休日はテクノロジーをオフにしたい派なので、この感じすごくわかる。

Kickstarterでは、499ドル(約5万6230円)の出資から「mui」をゲットできます。液晶画面の表示とは異なる、木が映す情報たち。便利を追うあまり忘れてきた、暮らしのぬくもり的なサムシングをひしひしと感じるエモ家電です。
Source: Kickstarter