Microsoft(マイクロソフト)のワン・モア・シング。
これまでと姿かたちがおんなじ製品の、内部的なアップグレードのオンパレードで、つつがなく終わりを迎えた最後にゴロンと出てきたのが、この無駄にデカいヘッドフォン「Surface Headphones」です。
一見、病院を連想する色ですが、Surfaceカラーなんだそうですよ。ものすごくハイエンドなイヤフォンを買うとおまけでついてくるイヤフォンをも彷彿とさせる色ですが、おまけのイヤフォンと似ているのは色だけで、なんとノイズキャンセリングが内蔵されています。しかもイヤカップを回してキャンセルレベルを調整できるという、独自の進化も遂げており、反対側の耳はボリュームつまみです。これいいですね!
ヘッドフォン搭載の調整ツマミやボタンはどうしてもちいさくて使いづらくなっちゃうけど、これだったらグワッとイヤカップを鷲掴みにして回せるので間違えようがありません。右と左を急に間違えたらえらいこっちゃ、ですけどねー。
他社のノイズキャンセリングヘッドフォンもキャンセル(雑音消し)のレベルは調整できます。でも大体はヘッドフォン上のちいさなON/OFF切り替えやアプリで操作、ですもんね。

ためしに回してみたら、ショールームの雑音は一瞬にして消えました。ノイキャンにありがちなシューシューいう音は微かにしますが、気になるほどではありません。楽曲はイアカップをタップすれば再生できます。

タップで再生/停止といえばSony MX-1000XM3ですけど、もっと反応は安定している印象を持ちました。何度かタップしないとスキップできない場面も何度かありましたけどね。
さらにもうひとつの特徴はCortanaです。声で言いつけてカレンダーの予定をチェックしたり、連絡先に電話をかけたりできます。街で駆け回っているときなんかは便利そう。SonyもGoogle Assistantだし、音声コマンドは確実に広まっていますね!
350ドル、年内発売予定。