この秋、Surfaceはオールブラック。
なかなかシックですね。
Microsoft(マイクロソフト)が本日、秋の発表会で3つの新型PCをリリース。高めのWindowsのモデルルームみたいな製品をちょいちょい出すだけの会社からハードウェアにコミット!という意地を見せました。発表されたのは次の3つです。
・Surface Pro 6
・Surface Laptop 2
・Surface Studio 2
どれも中身はビースト感を増しています。
新色オールブラック

でも長年Surfaceをご愛用のみなさまの注目はやっぱり新色ですかね? ずっとプラチナだったので。ProとLaptop 2のマットブラックの闇にすーっと吸い寄せられてしまうかも。手触り感も違って、ちょっと手にすーっと吸い付く感じ。いい意味で。ほかのブラックのノート(Razer)と違って指紋もつかないような見た目です。ま、何分か使えば印象変わるかもですが。
バイバイ、4GB

次に注目なのが、4GB RAMのオプションが消えたこと。Surface LaptopもSurface Proもずーっと4GBがんばってつくってきたんですけど、こないだ編集部で$1,000クラスのノートを比較したときにも、Surface Laptopは4GBというのがネックになって外しちゃったりしていたので、これは来るべきものが来たというところでしょうか。
新型のLaptop 2とPro 6ではどちらも8GBからのラインナップになり、オプションで16GBもあり。中身は第8世代プロセッサ。i5-8250Uからで、上はi7-8650Uにアプグレが可能です。





SurfaceもSの年?

それ以外は画面も3:2、タッチも同じ、Surface Proにいたってはヒンジも同じ。iPhoneのSの年みたいなマイナーチェンジです。なんでもメジャーチェンジは来年という噂もありますので、これはやっぱりねって思いました。
Studioもひさびさのアップグレード

ProとLaptopだけじゃなく、今回は「Surface Studio」(2016年発売)の第二世代「Surface Studio 2」も静かに発表になりました。
こちらも見た目は…初代とどこが違うんや!って叫ぶようなブレのなさで会場を魅了しました。巨大なタッチ画面でクリエイティブ職種のみなさまがターゲットです。中身は第6世代Intel CPU+非力なNvidia 965M/980M GPUのモバイルプロセッサだったのが、Studio 2ではより高速な第7世代CPUに脱皮。CPUに負荷のかかる作業向きなのにまたモバイルプロセッサかあ…と少々なりました。第7世代HQシリーズも十分タフ!なんだけど、でもそれを言うなら第8世代HQシリーズの方が上ですからね。1年前のを選んだのは、なんか理由があるのかな?
まあ、しかし、GPUに関しては、古さが目立った初代の965M/980Mから1060/1070に大躍進。モバイルデバイス用GPUとしては現状、最速のものを用意しました。半分イイ、ってやつですね。
ディスプレイの黒もディープに
あとMicrosoftが押していたのがLEDディスプレイ技術です。これは従来より最大40%明るくなって、ブラックもディープになった、リッチになった、とアピールしていました。なんせブラック押しということで。
4GBが8GBになってお値段据え置き
4GBは消えたのに、お値段はまったく同じです。Laptop 2は1,000ドルから、Surface Pro 6は900ドルから。前は割高に感じたSurfaceも、1,000ドルでこれ買えるなら安いよね、というイメージになってきましたね。
Studio 2は価格不詳。初代と同じだとすれば4,200ドル前後からになりそうです。以上です!