圧倒は感動に。
ステップシーケンサーとは、「TR-808」などのドラムマシンやシンセサイザーなどに搭載されている、曲を作るための打ち込み装置。
テンポと分割数に応じて音を鳴らすことで、ループするフレーズをすぐに構築できるのが強みです。入門機としておなじみのシンセサイザー、KORG(コルグ)の「volca」シリーズなんかも内蔵してますね。
クラブ文化では特に重要なこの仕組みに、Red Bull Music & Cultureは敬意を表すことにしました。そのためにやってのけたのが、この超巨大ステップシーケンサーです。まぁとりあえず、動画を見てみてくださいよ。
デカァイ、説明不要ッ! 1ステップが手のひらサイズもありますよ。左右と中央からなる3種のシーケンサーが融合していて、ブンブン鳴ってるシンセベースはモジュラーシンセで構成されてるみたいです。フォトレジスタも組み込んである?
このインスタレーションは、Red Bull Music Festival Berlin 2018の一環として制作され、世界的にも権威のあるベルリンのクラブ、Tresorの外に設置されました。似た話では、2014年にライゾマティクスとRed Bull Music Academyによる巨大シンセが渋谷のパルコに置かれていましたね。触りに行ったのを覚えています。

普段小さいものがこれだけ大きいと、おぉって思っちゃいますね。そういえば、現在日本ではRED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018が開催中。「音楽の解放区」の、アレです。ストリーミングで楽しめるライブイベントも本日6日の12時から24時間、配信中です。
Source: YouTube via Synthtopia, HUMAN SIZED SYNTHESIZER, RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018